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赤城山ヒルクライム2024

 こんにちは。13期のS.S (Factor)です。今年参加した赤城山ヒルクライム大会についてダラダラと書いていきます。冗長なので覚悟を決めて読んでください。 (速くなってレースに出てみたい!という人は読んでみて下さい)   遡ること大会2週間前の9月14日、色々あって夏合宿から1ヶ月以上全くロードバイクに乗れてなかったが、factor ostro vamを納車し、念願の新車初ライドにワクワクしていた。そしてその日のライドは白石峠。初めて行く峠だったが、聖地なのは知っていたのでTTする気満々だった。しかも速いOBの方も来てくださるとのこと。田中セブンという麓の有名なコンビニまで60kmほどを快調に飛ばしていく。(完全に踏みすぎた) その後白石峠の入り口に到着し、ちゃんと下り坂を利用して勢いつけてTT開始!OBのIさんと6倍で突っ込む。が、しかし…その日の調子が悪いのは3分で気づいた。みるみるIさんの背中が離れていき、200wしか出ない(◞‸◟) 結果は確か28:13とかで、4倍出てなかったかと。(黒歴史なので抹消)  サークルの歴代最速記録が23分くらいでそれを目標にしてたので、絶望した。あと2週間で赤城なのに、このままじゃクソみたいな結果しか出ない、やばいと思った。    それからの2週間は史上最高にトレーニングに集中した。(といってもトレーニング歴は1年ほどだが) パワメ付けてる人は大好きなパワーデータも置いておきます。 私の体重は当時59kgです。  9/15 山伏峠TT 12:56 294w  9/17 朝練 小山田周回  9/20 朝練 蓮光寺→V3→小仏峠  9/21 飯盛峠TT 28:51 287w  9/24 大峠TT 55:45 276w  という、週1ライダーのサボりがちな私にとってはかなり追い込んだ2週間でした。そして赤城とコースプロフィールが類似している大峠でのTTはかなり効きました。道は少し悪いですが、車も少なくオススメです。とはいえ、9/24のライドはTSS400で、赤城までに疲労が抜け切るか怪しい状況でした。でもやれることはやった、初レースだから楽しもうと気持ちを切り替えました。   そしてレース前...

2023 秋合宿

どうもこんにちは。Nogleis12期幹事長のK.K(Canyon)です。大変恥ずかしながら、1年前の秋合宿のBlogとなります。遅ればせながらの報告ですが、何卒お付き合いくださいませ(;´゚ω゚`人) 秋といえば皆さんは何を思い浮かべますか?食欲、芸術、スポーツ、、、いろいろありますが、紅葉の秋!紅葉を見に行こうということで、11月、秋合宿を日光・鬼怒川で計二日間開催しました!幹事長となった僕がすべて企画した最初の合宿になります(ルートも僕が引きました)!本記事は一気に二日の報告となります。それでは行きますよー! Day1  東武日光駅に集合!今回の合宿は僕含めて5人とサポートカーの先輩Wさんの計6人です。一日目のコースはいろは坂、中禅寺湖、戦場ヶ原と、日光の名所を巡ったのち、鬼怒川まで走破する全90キロ、獲得標高1800メートルのかなり難易度の高いコースです。 メンバー全員集合してまず気になったのは彼らの服装。まだ東京では半袖で過ごせるかもしれない秋といえども今日行くのは高地の日光、そして1800mも登るということはダウンヒルも相当風を受けるはず。。。念には念を入れて冬用の装備出来た僕とは対照的に、ん?半袖半ズボン!?!?グローブ持ってない!?!?山がどれだけ寒くなるか伝えなかった僕の連絡ミスでしたね。まあもうこうなってしまったら仕方がない、せめて日が暮れるまでに宿にたどり着くことを目指します!! いろは坂 東武日光駅からいろは坂までもかなりハードな傾斜が続き、もうこの時点で先が危ぶまれる状態っだったのは口が裂けても言えず、「いやー今日はまだまだこれからだからね」と調子こく僕。やっとの思いで坂のスタート地点まで到着。 あれ?紅葉なくね?てか散ってね?高所だから散る時期も早いことをうっかり見落としていたのだ。落ち込む一同。タイミングが良ければネットにあるようなきれいな写真が撮れたのにな。だが悪いことだけではない。ハイシーズンからずれている分、車はほぼおらず、ほぼ坂を占有して登ることが出来たのであった。初めて登ったのだが、ゆるい傾斜が長く続くというタイプの坂だった。初心者にはいいかも。(かくいう僕は足を何回も攣ってしまい、後輩に応援されながらゴールしたのであった。。) 中禅寺湖 坂を上り切ってすぐ中禅寺湖に出る。さすが観光地、人が一気に増える。湯葉が名...

ブログ移行したお話 ~SeesaaからBloggerへのデータ移行~

こんにちは! 会計担当2年目のK(MERIDA)です(3年目は流石にないよね?)。 昨年の10月から始めたブログの移行作業がとうとう完了しました! やったー 約9か月間(途中サボった)でそれなりに満足できる仕上がりになったと思います。 この期間で主にやったことは ① 新しいブログのカスタム ② 旧ブログ(Seesaa)からのブログデータのインポート ③ 旧ブログからインポートした記事をいじる ④ 旧ブログからのリダイレクト設定 大きく分けると4つです。 ①はあげればキリがないのでとりあえず紹介するつもりはないです。 ②のデータのインポートが最初の難関でした。今回はこの作業について話していこうと思います。 目次 Seesaaからのエクスポート データをBloggerにインポートできる形式にする Bloggerにアップロード Seesaaからのエクスポート まず移行前のブログから記事のデータをエクスポートする必要があります。Seesaaではエンコードするときの文字コードを「EUC-JP」「UTF-8」「Shift_JIS」の3つから選べますが,現在主流である「 UTF-8 」を選びましょう。 このとき注意する必要があるのは「 追記 」の存在です。 私が移行作業をしている中で何度もエラーが出て読み込めない複数記事がありました。それらの記事を共通点を探すとすべての記事に追記があることを発見しました。 さらに元のブログを修正して追記に書かれていた内容を本文に写したところ正常にアップロードできるようになりました。 この問題について言及しているサイトは見つかりませんでしたが,恐らく追記があることによって 後述のツールでの変換 時にエラーが発生しアップロードできなかったので...

2024 春合宿 まとめ

2024年春合宿 記事リスト Day0 Day1 Day2 Day3 Day4 Day5   ※合宿企画時に作成されたルートです。実際に走ったルートとは異なる場合があります。   Day1 Day1 短距離 Day2 Day3 Day4 Day5 Day5 ヒルクライム

2024 春合宿 Day5

2024年春合宿 記事リスト Day0 Day1 Day2 Day3 Day4 Day5   3月18日午後4時。木々が生い茂り木陰を作る上り坂。1人淡々と、京都の山の中を走っていた。  皆さんごきげんよう。前日談ぶりの13期S(Merida)です。 合宿もいよいよ最終日に突入。4泊5日、やっと最終章です。合宿中、毎晩行われるミーティングは日に日に皆の元気がなくなり、お通夜状態。作成したルートに満足してもらえている証拠です、きっと...。 63.8km 獲得標高894m  最終日はこれでもかと京都の山々を織り込んだルート。「皆で最後走り切る。」春合宿の締めとしてうってつけですね‼︎ はじめに待ち受けるは嵐山の北上に位置する”六丁峠„。次に京中を見下ろせるという”京見峠„。そして最後に京見峠より先、山奥に位置する”嵯峨峠„。 3本立の楽しい楽しいコースです‼︎            (*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ! 「最終日、スタートだー‼︎」 ギギギギ     バサッバサッ          カチカチカチッ...。  一際目立つ白赤の大きなタワー。目の前を大きなスーツケースを持った人々が横切る。前輪後輪が外され袋を被されたロードバイク...。 「JR京都Kyoto Station」の文字。ん....? 予定では今頃山の中で力強くペダルを踏み、きらめく汗をかき、地球の偉大さを全身で味わっているはず...。 「あれれー?おっかしいぞー⁉︎」 →出典(小学館 週刊少年サンデー 某少年) 自転車をひっくり返し、ホイールを外し、そそくさと輪行袋を広げる12期幹事長K(Canyon)さん。12期M(Scott)さん。 「...あれ?何してるんですか?」 「うん。帰る!」 そう言い放ち、彼らは駅構内へ消えていった...。  とんだ急展開&想定外ですが、2つ返事でソロライドにするわけには行けません。 なんてったってサークルの春合宿ですから‼︎ 懸命に他の面々に懇願。そう必死に! 結果、同期のT(Cervelo)、12期会計のK(Merida)さん、10期T(Trek)さん、同じく10期W(Cannondale)さん 計5人で正規ルートの1つ目の山、六丁峠を目指すこと...

2024 春合宿 Day4

2024年春合宿 記事リスト Day0 Day1 Day2 Day3 Day4 Day5 こんにちは。 今年の1月にGIANTからMERIDA REACTO 4000に乗り換えた3年K(会計)です。 前の自転車から数段階グレードアップし、とても走りやすいです。 ところで これ書いたのは4月なのですが、いまだに現幹事長は去年11月の秋合宿のブログを書いていないようなんですよね...(追記:8月になっても書き終わってませんが留学にいってしまいました) いつになることやら それはさておき、春合宿の4日目のブログを書いていこうと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 春合宿4日目(3月17日)は朝から曇りで、午後から雨の予報でした。 こちらは舞鶴赤レンガパーク。最近こういうモニュメントが流行っているのか、合宿期間は毎日見ているような気がします。 (果たして需要はあるのか...) ここから「 道の駅 和 」あたりまで国道27号線を京都方面に進むルートです。 すでに4日目で特に寄る場所もないのでスムーズに進むはずが、、、 根元は銅線がむき出し 道路上にこんな障害物が。 これのせいでパンクした人がいました。 この物体はいったい何なんでしょうか、バイクか何かのライトのように見えますが。 このあとも僕の自転車の後輪がパンクしてしまい、さらに時間がとられることに。 それでも12時より前に前述の道の駅に到着し、お昼ご飯を食べました。 僕が頼んだのはカレーライスと黒豆入りのコロッケ。 カレーにも普通のコロッケがついてきた とてもおいしかったです。 さらに写真はありませんが、地元産の小豆を使用したおはぎが売っていたのでそれも食べました。 あとは神社へ行きホテルに向かうだけです。 ところが、 どしゃぶりの雨が降ってきてしまいました。 「ここからはコンビニがあまりない区間が数十キロ続きますよ」 とは言われていたものの、本当に全くコンビニが無く休憩なしに走り続けるしかありませんでした。 やっとの思いでたどり着いたのはこちらの神社。 写真ではわかりにくいですが、普通に降ってます 全身がずぶ濡れになってしまったのでお湯につかりたいと思いまし...

2024 春合宿 Day3

2024年春合宿 記事リスト Day0 Day1 Day2 Day3 Day4 Day5  どうもこんにちは。Nogleis12期幹事長のK.Kです。Canyonに乗ってます。 だいぶ遅くなりましたが春合宿のBlogを書いていこうと思います。 春合宿三日目は京都の美浜を出発し、若狭湾沿いに若狭、小浜、そして舞鶴まで向かう全80キロのルートとなってます。コースの大部分は平坦ですが、ところどころ峠があるみたいなので頑張ってついていかないとですね。それでは行きましょう! 宿を出てまず向かうのは宿を出て5キロほどのところにある、三方五胡という湖。なかばグラベルロードのような道を抜けた先には何の変哲もない湖が!ここでみんなで集合写真をとって次の目的地へ。4~5人のグループに分かれてまず我々のグループが目指すのは、、、コメリです。というのも、私のサドルが落ち続けるので何回もレンチで調整してたところ、ネジ穴がなめてしまったのです。ネジ滑り止め液っていうんですかね、ちょっと付けるだけで面白いくらいネジが復活します。 さて、気を取り直して次に目指すのは熊川宿という場所。ここを目指して10キロほど南下します。途中、車も全然ない開けた一直線の田んぼ道にかかります。当然のごとく、スプリント勝負が勃発。負けました。若き後輩たちの脚力には敵いませんね(´;ω;`) とここでハプニングが!何もない田んぼ道をただ進むのも飽きたので、調子に乗ってハンドルを離して漕いでいたところ、あろうことかバランスを崩してしまい、道を外れてしまったのだ!当然田んぼ道なので土手から滑落。そのまま田んぼに突っ込んでしまいました。(図参照)幸い、自転車は泥がついただけで無事でした(もちろんけがもなし)のでそのまま歩を進めることにしましょう! さて、と、ほぼ死にかけた峠を登って到着したのは熊川宿という宿場町。正式名称は若狭熊川宿だそう。ちょうど小腹も減ったので、何か食べるところを探していたところ、通りすがりのおばあちゃんに話しかけられる。「どこから来たの?」と旅人にはつきものの会話から始まり、名物のこんにゃく天ぷらなるものがあるそう。こういう地元の方との何気ないハートフルなコミュニケーションが...

2024 春合宿 Day2

2024年春合宿 記事リスト Day0 Day1 Day2 Day3 Day4 Day5  にょっす✋皆さまお久しぶりです!12期のM( SCOTT )です!  今回は2024年3月14~18日に行われました春合宿の2日目の様子をお伝えしたいと思います。今回のコースプロフィールはこちら! 写真 1 2日目のコースのマップ 写真 2 2日目のコースの標高  滋賀県守山市を出発し琵琶湖沿いを通り福井県美浜町に向かう 125 km, 542 m upのルートです。このブログを書いてて気づいたことなのですが、美浜って美浜"町"なのですね😅てっきり美浜市だと勘違いしていました。正しくは美方郡美浜町です。  朝食を程よく済ませ 9 時前には出発することができました。先ずは第二なぎさ公園に向かいました。ここにはサイクリストには有名とされている「BIWAKOモニュメント」と「琵琶湖サイクリストの聖地碑」が設置してあります。 写真 3 「BIWAKOモニュメントでの自転車集合写真」 写真 4 「BIWAKOモニュメント前での仮面ライダー K( CANYON )」  当日は真っ青な晴天で琵琶湖も澄み渡るようなスカイブルーで気分がアップアーップ^^ ペダルを踏むのが楽しくなっちゃいますよね!そのような調子で Ave.38 km/hで琵琶湖を駆けていたのですが、ここでアクシデントがありました😓😓😓   1 つ目は Y( KhodaaBloom ) の体調不良。春合宿 1 日目のブログ担当の彼ですね。続行不可能とのことで近江八幡駅まで行きました。そして続行不可能が発覚した地点から駅までが近くてよかったです。とにかく無事でよかったです。   2 つ目は  K( CANYON ) のメカトラ。シートポストを固定するクランプが壊れてサドル位置が安定しなくなってしまいました。どうやら規定ニュートン以上で強く締めてしまったためにネジ(もしくはナットとなるフレーム本体)が舐めてしまったものと思われます。最近のロードバイクのフレームはエアロダイナミクスを意識したためにシートポストの固定部分はフレームに内蔵されているものが多いです。最悪の場合フレーム本体を変える必要があるため取り扱...

2024 春合宿 Day1

2024年春合宿 記事リスト Day0 Day1 Day2 Day3 Day4 Day5 皆さん、はじめまして!! Nogleis13期のY(KhodaaBloom)です。 今回は2024年3月14~18日に行われた京都春合宿の1日目の様子をお伝えしたいと思います。 とその前に、 まずは、合宿0日目の様子を軽くお伝えすることにします。合宿0日目とは、自宅から集合場所までの移動日のことを指します(?)。 今回は京都駅集合ということで、それぞれ新幹線で輪行してくると思いきや、 東京から自走で向かう猛者達 (cervelo & MERIDA)、 埼玉から鈍行で向かう狂人、長崎で旅してる卒業生 (cannondale) と、三者三様でした。 ちなみに、私Y( 埼玉から鈍行で向かう狂人 )は、行きの交通費を少しでも抑えようと10時間の鈍行を経て京都へ入り、格安のカラオケルームで寝不足のまま一夜を明かすのですが、その際どこかで風邪を貰ったらしく、39℃の高熱を出して合宿2日目でリタイヤする始末。本末転倒でしたね。 何はともあれ、大半の人は新幹線で輪行して京都まで来ており、一同無事に京都駅に集合することができました。早速、記念に写真撮影するために横断防止柵に自転車を並べていると、近くにいた警備員の方に駐輪禁止と注意されてしまいました。写真撮影の旨を伝え許可を頂きパシャリ。 京都は路駐に厳しい という噂は本当でした。やはり、歴史的景観を守るのは大変ですね。 合宿1日目の目的地は滋賀県守山市にある琵琶湖付近のホテル。そこに行くまでに険しい峠を走る長距離ルートとそれを迂回した短距離ルートがありました。自分は ゆるポタ勢 なのでもちろん短距離ルートを選択。Tさん(trek)も最近走ってないとのことで短距離ルートを選択しました。後の人達は、皆んな長距離ルートを選択しました。 ということで、私とTさんで両ルートの合流地点にある洋食屋さんまで約30kmの道のりを走り出しました。動き出した時間帯がお昼時ということもあり、市街地を抜けるのに一苦労。危険な幅寄せシーンも何回か見受けられましたが、鴨川沿いをずっーと走って行きやっと登り区間へ到着。 ...

2024 春合宿 前日談

2024年春合宿 記事リスト Day0 Day1 Day2 Day3 Day4 Day5   皆さんごきげんよう。13期S(Merida) です。    今回は2024年3月14〜18日にかけて行われた4泊5日の春合宿ではなく、春合宿がどのように計画されたか、並びに現地まで自走で向かう、僕S(Merida)と同期のT(Cervelo)の前日までの様子をお届けします。  今回の春合宿、計画を任されたのは13期。サイクリストならば琵琶湖を走ってみたい!せっかくなら、琵琶湖を中心に関西の山を味わいたい。これがことの発端です。そして毎度のことながら「現地まで自走しよう ‼︎ 」と考え、同期T(Cervelo)を巻き込み長い道のりに挑みます。 203km 獲得標高1277m  僕の合宿は3日前(3/11)の深夜0時から始まります。辺りは真っ暗で、この時間に新たな1日を迎えているのは僕だけだと、何故か心躍っていました。  深夜2時、同期T(Cervelo)と合流し西へと駒を進めます。ハァハァと息が荒れつつも、漆黒の闇にいる恐怖から疲れは感じません。ペダルを回すにつれて街灯は少なくなり、車は姿を消します。 ギコ   ギコ       ギコ          ヌ〜ン。「のつ!] →出典(講談社“しかのこのこのここしたんたん„) 黒いキャンバスの中に突如として現れた野生動物。あいにく、鹿せんべいは持ち合わせていないので、そそくさと前進します。  富士山を右手に通り過ぎ、朝日が顔を出します。夜通し走っていたこともありグゥ〜グゥ〜と腹の虫の声が...。 「ファミレスがあったら食事がてら休憩しよう!」同期のT(Cervelo)とそんな会話をしながらペダルを踏みます。道沿いにあるのはガソリンスタンドと薬屋ばかり。空腹からか吐出するひとりごと。まだかまだかと横目に通り過ぎる店の名を唱えます。 ENEOS、スギ薬局、ENEOS、welcia、スギ薬局、ENEOS・・・。  朝食をとり終え、東海道を走ります。ゴールまでに道のりは残り100km強。半分走り切った喜びとまだ半分ある絶望が脳内で交錯したその時でした。ズキンッズキンッと左膝に痛みが走ります。峠を越え、夜を超え、サイクルコンピューター...