スキップしてメイン コンテンツに移動

2023年春合宿Day1(千葉イチ)

2023年春合宿 記事リスト Day1
Day2
Day3
Day4

こんにちは、はじめまして、12K(CANYON)です。今回は313日〜16日の日程で行われた春合宿の1日目の様子をお伝えしようと思います。

今回は四日間で千葉県の海岸沿いを一周する全長約550キロを走破するというコースです。1日目は松戸で集合し関宿城を経由して銚子までの160キロを走る予定でした。しかし数日前時点での雨予報を受け集合場所を銚子の宿に変更されました。これは「雨を回避するため銚子まで輪行した方がいいよ!」というメッセージだったのだろうと(今は)思います。そのような中、同期のTくん(LAPIERRE)と先輩で同期?(大学最後の年に入会したので何期かは本人も良くわかっていないようです)のYさん(corratec)と僕は松戸から銚子まで自走で向かうことにしました。

ここで一つ、今回の合宿の1日目はキツすぎた、ほぼノンストップ、また自走メンバーが3人と少人数だったため、道中の写真がなんと1枚しかありません!それもサポートのWさんがコンビニで撮ってくれたやつ。(輪行組はたくさん撮ってくれているのでそれは最後にでもお見せしましょう。)ブログは文章と写真がちょうどいいバランスで混在しているからこそ手軽で万人が楽しめるものなのに、、、申し訳ないです。

僕は先輩のIさんほどの文才もないので駄文が続きますがお許し願います。Iさん:主に山に生息していてeddy merckxに乗っている先輩です。nogleisブログを読んでくれている方なら知ってるかもしれませんね。この方のブログは傑作なので是非読んでみてください!

松戸から北上する予定でしたが、雨雲から逃げるべくそのまま東に向かい、一直線に銚子まで向かう約100kmのコースに変更しました。3時間から4時間で走り、昼ごはんは銚子で美味しい海鮮丼を食べる!と意気込んで松戸を出発しました。松戸でサポートカーに荷物を預ける予定でしたが道が混んでいたようで柏で合流することにしました。しかし混んでいる道では自転車の方が速く、我々とWさんの距離はあまり縮まりません。そこで結局柏からさらに東に進み取手あたりで合流しました。


(Wさんと合流したところ、唯一の写真です。天気が怪しいですね。)

ここまではとても順調でこのまま進めば1時半ごろに銚子に到着できるペースでした。取手から先は利根川のサイクリングロード(車も信号もないので安全に速く漕げる)を走るためこの良いペースで銚子まで行けるようでした。Wさんの車に荷物を預け、コンビニを出ようとすると突然雨が降ってきました。ただこの雨は一過性のものでサイクリングジャージも雨が止んでからすぐに乾きました。この雨をうけ我々は急いで目的地に向かおうと数枚ギアを上げましたが全く前に進みません。とんでもない向かい風が我々を阻んでいたのです。コンビニまでは時速三十数キロで進んでいたのですがサイクリングロードに入った途端どんなに漕いでもサイコンの速度計は時速20~25kmを表示していました。ロードバイクをある程度乗っている人なら経験したことがあるかもしれませんが自転車の速度は風の向きやその速度に大きな影響を受けるのです。風の少ないところで時速40kmの強度で漕いでいても時速25kmしか出ない、普段なら「いいトレーニングになる!」とか言いそうな我々も今回は雨という恐怖が近づく中ただただ頑張って漕ぐことしか出来ませんでした。T君はディープリムというリムハイトの高いホイールを履いていたので他の二人に比べて風に煽られ揺れており、何度かヒヤッとする場面もありました。


(イメージ図です。写真がないので頑張って描いてみました、、、)

強風の中1時間は漕いだでしょうか、やっとそれはやってきました。ポツポツというよりも雲の上から誰かがマシンガンを連射しているかのような激しい雨が降りはじめたのです。向かい風の存在も忘れてはいけません。大きな雨粒は向かい風に乗って我々の体に、我々はロードバイクで雨粒に向かって進んでいきます。2倍の威力!雨粒が体に当たる痛みと言ったら理科室のホースの水圧をシャワーにしてかけられているよう、もしくは旅館の稀にある勢いのとんでもなく強いシャワーをフルパワーで浴びているようでした。さらに、!気温もどんどん低下していきます。体感は9月の寒い日に入る小中学校のプールといったところでしょうか。とにかく寒かったです。このような最悪なコンディションですがいくら漕ごうがコンビニはおろか自販機も見つかりません。雨宿りスポットが皆無なのです。我々はただ目的地を目指して頑張って漕ぐという道しか残されていませんでした。雨の中必死で漕いでいると、工事区間に行き当たりました。係の人が「迂回して、あの白い建物のところから合流できるよ」と500mくらい先の建物を指して教えてくれたのでその指示に従って白い建物に向かいました。ところがそこにはサイクリングロードはなく、あったのはただ氾濫しそうな川。そこで残りの道はサイクリングロードではなく下道で行くことに決めました。全員水溜まりを避ける余力さえありません。今思い返すと半分意識が飛んでいたように思います。覚えているのは僕のディスクブレーキがブレーキをかけるたびに甲高い音を出すこと、Tくんはリムブレーキのカーボンホイールを履いているので雨の中では全く止まらず必死にSTIレバーを握っていたこと、宿の200m手前で峠のような雰囲気の道に入り道を間違えていないかと不安に思ったことぐらいです。


(合宿所にて、廃校を作り替えたらしいのですがとても綺麗で過ごしやすかったです。他にも2団体いました、所属先は隠しておきます 念の為、、、)

宿に着いて、寒さで震えて、ずぶ濡れになっている我々を見て宿の人が時間外だったのにも関わらず風呂場を開けてくれました。湯船は湯がないので入れないがシャワーは使ってい良いとのこと。これには感謝しても仕切れません、このシャワーがなかったら3人とも翌日以降風邪をひいてDNFDo Not Finish:ゴールできないこと)に終わるところでした。嬉々としてシャワーを浴びている3人は重大なことに気付きます。そう荷物をWさんに預けているので着替えがないということに。共有していた位置情報を確認してみると銚子市街で遅い昼食を食べているようだったので「荷物を持ってきてください。」と頼み、待つこと数十分「着いたので荷物を車に取りにきてください。」と返信が来ていました。(この間僕達はずっとシャワーを浴びていたわけですが)しかし、元々着ていたビショビショのサイクリングジャージを着るわけにもいきません。「全裸です。」とラインをしWさんに荷物を風呂場まで運んでもらいました。


(グループのライン画面、Wさん本当に感謝です。)

シャワーから上がった時にタオルを忘れたTくんが全身にドライヤーをかけていたのには笑いました。着替えが終わった僕達は昼食?(17時半ごろでしたが)を食べるため1キロほど離れたラーメン屋に行き、その後20時ごろに夕食を取りにココスに向かいました。その後宿に戻り、ビンディングシューズが乾くのを願いながら寝るのでした。


(味噌ラーメンとココスのパスタ、卵の上の旗も相まって注文が子供みたいですねw)

1日目のブログは以上になります。写真が少ない長文のブログをここまで読んでくれたあなた、活字耐性lv.100ですね。大感心です。

ありがとうございました。

輪行組+Wさんの写真

(Wさん、成田空港にて)

(Mさん、同成田空港にて)

(Mさん、場所は不明ですが綺麗ですね。この方の写真はどれもすごいです。)

(Wさん、昼食、ここから全裸の3人に荷物を運んでくれました。)

2023年春合宿 記事リスト Day1
Day2
Day3
Day4

人気の投稿

第11回 川崎マリンエンデューロに参加しました!

去る6月25日。 今年は雨がほとんど降らない梅雨。 いつも通り晴れてくれるだろう。 そう思っていた日のお話。 --- 川崎は豪雨。 そんな中集合したメンバーは6人。 (どうして集まってしまったのか・・・) 2時間エンデューロにエントリーしていたので、 3チームに分かれてローテーションしました。 試走前に雨宿りする3年Yと2年W。 --- 2時間エンデューロが始まる時間には天気は無事晴れてくれました! 良かった。本当に良かった。 先頭集団を走っていた4年M(RIDLEY)の最速ピットイン。 --- 走っていない間は全力で応援しました! 意外と走っている間の声援って聞こえるんですよね。 レースは走るだけじゃない。 これも参加する醍醐味ではないでしょうか? --- 同じく2時間エンデューロに参加していたMCCの方々と記念撮影しました! レースの結果は検索して頂ければと思います(笑) レース中の写真をもっと撮れればよかったんですが、満身創痍だったので少なめです。 Nogleis R.T. 写真撮影班とか作りますか・・・? --- Nogleisの一大イベントである夏合宿までもう少しになってきました。 今年の夏は蒸し暑いので少しずつ走り込んでおくのをお勧めします! 本当に熱中症は怖いので、気を付けてトレーニングしましょう! (3年Y)

ブログ移行したお話 ~SeesaaからBloggerへのデータ移行~

こんにちは! 会計担当2年目のK(MERIDA)です(3年目は流石にないよね?)。 昨年の10月から始めたブログの移行作業がとうとう完了しました! やったー 約9か月間(途中サボった)でそれなりに満足できる仕上がりになったと思います。 この期間で主にやったことは ① 新しいブログのカスタム ② 旧ブログ(Seesaa)からのブログデータのインポート ③ 旧ブログからインポートした記事をいじる ④ 旧ブログからのリダイレクト設定 大きく分けると4つです。 ①はあげればキリがないのでとりあえず紹介するつもりはないです。 ②のデータのインポートが最初の難関でした。今回はこの作業について話していこうと思います。 目次 Seesaaからのエクスポート データをBloggerにインポートできる形式にする Bloggerにアップロード Seesaaからのエクスポート まず移行前のブログから記事のデータをエクスポートする必要があります。Seesaaではエンコードするときの文字コードを「EUC-JP」「UTF-8」「Shift_JIS」の3つから選べますが,現在主流である「 UTF-8 」を選びましょう。 このとき注意する必要があるのは「 追記 」の存在です。 私が移行作業をしている中で何度もエラーが出て読み込めない複数記事がありました。それらの記事を共通点を探すとすべての記事に追記があることを発見しました。 さらに元のブログを修正して追記に書かれていた内容を本文に写したところ正常にアップロードできるようになりました。 この問題について言及しているサイトは見つかりませんでしたが,恐らく追記があることによって 後述のツールでの変換 時にエラーが発生しアップロードできなかったので...

2023 秋合宿

どうもこんにちは。Nogleis12期幹事長のK.K(Canyon)です。大変恥ずかしながら、1年前の秋合宿のBlogとなります。遅ればせながらの報告ですが、何卒お付き合いくださいませ(;´゚ω゚`人) 秋といえば皆さんは何を思い浮かべますか?食欲、芸術、スポーツ、、、いろいろありますが、紅葉の秋!紅葉を見に行こうということで、11月、秋合宿を日光・鬼怒川で計二日間開催しました!幹事長となった僕がすべて企画した最初の合宿になります(ルートも僕が引きました)!本記事は一気に二日の報告となります。それでは行きますよー! Day1  東武日光駅に集合!今回の合宿は僕含めて5人とサポートカーの先輩Wさんの計6人です。一日目のコースはいろは坂、中禅寺湖、戦場ヶ原と、日光の名所を巡ったのち、鬼怒川まで走破する全90キロ、獲得標高1800メートルのかなり難易度の高いコースです。 メンバー全員集合してまず気になったのは彼らの服装。まだ東京では半袖で過ごせるかもしれない秋といえども今日行くのは高地の日光、そして1800mも登るということはダウンヒルも相当風を受けるはず。。。念には念を入れて冬用の装備出来た僕とは対照的に、ん?半袖半ズボン!?!?グローブ持ってない!?!?山がどれだけ寒くなるか伝えなかった僕の連絡ミスでしたね。まあもうこうなってしまったら仕方がない、せめて日が暮れるまでに宿にたどり着くことを目指します!! いろは坂 東武日光駅からいろは坂までもかなりハードな傾斜が続き、もうこの時点で先が危ぶまれる状態っだったのは口が裂けても言えず、「いやー今日はまだまだこれからだからね」と調子こく僕。やっとの思いで坂のスタート地点まで到着。 あれ?紅葉なくね?てか散ってね?高所だから散る時期も早いことをうっかり見落としていたのだ。落ち込む一同。タイミングが良ければネットにあるようなきれいな写真が撮れたのにな。だが悪いことだけではない。ハイシーズンからずれている分、車はほぼおらず、ほぼ坂を占有して登ることが出来たのであった。初めて登ったのだが、ゆるい傾斜が長く続くというタイプの坂だった。初心者にはいいかも。(かくいう僕は足を何回も攣ってしまい、後輩に応援されながらゴールしたのであった。。) 中禅寺湖 坂を上り切ってすぐ中禅寺湖に出る。さすが観光地、人が一気に増える。湯葉が名...