スキップしてメイン コンテンツに移動

2023春合宿Day2(チバイチ)

2023年春合宿 記事リスト Day1
Day2
Day3
Day4

こんにちは。お待たせしました。12KCanyon)です。春合宿一日目のブロガーKCanyon)とはまた違うKです。ややこしいですね。今回は春合宿の二日目の報告をしていきたいと思います。(遅えよ)

ちなみに今回の合宿の企画者でもあります。例年春合宿は一年生が企画するらしく、リーダーの僕の独断と偏見でチバイチ(千葉県一周、500キロ)になりました。

とその前に軽く自己紹介。早稲田大学政治経済学部の二年生です。Canyon Ultimate CF SLに乗ってます。ブログ一日目のK(Canyon)の影響でCanyonに乗ってます。高校までずっと柔道をやってましたが何を思ったか、大学に入って急に自転車始めようと思い、当サークルに入りました。弱ペダもツールドフランスもサークル加入後に知るというちょっとしたレアキャラですw。自転車を購入したのは去年の12月なので、まだ始めたての初心者ですね。初心者がいきなり500キロ走破する合宿を企画するとは、今考えればぶっ飛んでますね。

では自己紹介も済んだところで早速報告に入りますか!合宿二日目は銚子から外房の海岸線沿いに南房総(正確には千倉)まで走破する計160キロのコースです。天気予報を見ると当日の天気は快晴。しかも追い風!(やったね☆)サイクリストの皆様なら、追い風がどれほどありがたいかわかるだろう。「まあ、いけるっショ」当時のぼくはそうおもっていた。。。

朝、銚子の宿泊先で目を覚まし外を見てみると、、、雨降ってるやん。しかも風も強く、めちゃくちゃ寒い。「おわったーw」誰もがそう思った瞬間であった。皆が下を向いてる中、前をまっすぐ見つめる男が二人いた。ぼくとサポートカーの渡辺さんだった。まあ車で移動する渡辺さんは雨風の影響を全く受けないので当然ですが、なぜぼくがそんな前向きだったのか。というのも、一日目、僕は宿までの全行程を輪行で済ませて体力が有り余っていたからだ!(どこかの誰かさんは土砂降りの中100キロ近く走ったそうですが)

「行くしかないっショ」重い腰を上げて出発する僕たち。まずは朝食をとるために近くのコンビニへと向かう。雨風が強まり、一層寒さも増してきた。「これは寒すぎるっショ」と思い始めたところでコンビニに到着。急いで中に入り、寒さのあまりカップ麺を購入。のちにこのチョイスをおおいに後悔することになるとはつゆ知らず。「やっぱり寒い日はカップ麺ですね!」そんな楽しい会話もつかの間。すぐに出発する。

と、いきなり先頭を走っていた幹事長MBianchi)さんが加速!後から聞いたところ、

「いや寒かったから体あっためようかと思って」とのこと。わけもわからず食らいつく僕。45キロほど出てただろう。まだ足(脚力)がない僕はダンシングして必死に追いつく。が、しばらくたたないうちに千切れる。仕方がないので後ろを走っていた(当時)一年NBianchi)に引いてもらう。10キロくらいこいだだろうか、先に行ってしまった幹事長たちと合流し、後続の人たちを待つことに。「Mさん飛ばしすぎですよ~」などと待っているとなんであろうか、胸(腹)の底からこみあげてくるものが、、

Vomit!

朝食べたカップ麺の金とカロリーを側溝に捨てて約100gの軽量化(本体)に成功。

これから160キロの行程を考えると軽量化をしといて損はないだろう。

「終わった?♪」

Yさん(Corratec)が満面の笑顔でこちらを向く。(Yさんは僕らと同じ12期だが5個年上の医学生。ちなみにめちゃくちゃ速い。ガチで速い。)数多くのこのような現場を目にしてきたのだろう、スムーズに復帰を促す。しばらくして落ち着いたのでYさんの抑え目の引きで3キロほど先の犬吠埼灯台を目指す。

犬吠埼灯台に到着!眼下に広がる海とそびえたつ灯台の迫力はすさまじかったです。当日は強風と雨で寒くて長居はできなかったので残念です。晴れた日の景色も観てみたかったなあ



ここからは速い組(3人)と遅い組(4人)に分かれてゴールの千倉を目指すことに。

速い組:幹事長N(Bianchi)、Yさん(Corratec)、K(Canyon

遅い組:僕(Canyon)、TLapierre)、NBianchi)、KTrek

速い組はお昼までに勝浦(100キロ先)に着いて担々麺を食べる模様(さすが脳筋)。さすがに巡行40キロにはついていけないので遅い組についていくことに。

巡行30キロ程度でゆったりと九十九里ビーチラインを進んでいく。ほぼ平坦なので順調に進んでいけるかと思いきや、まさかの向かい風。予報では追い風だったのに。。めちゃくちゃ踏んでるのに25キロほどしか出ないときはキれそうになりました。

潮のにおいをかぎながら漕いでいるときれいな竜の壁画を見つけたので記念写真をパシャリ。

堤防に上ってみるときれいな砂浜と大海原が目の前に広がる。きれいな景色を見ながらサイクリングをするのはやはり楽しいですな。



気づいたら追い風になっていたので再び4人で先頭を交代しながら漕いでいく。50キロほど進んで上総一ノ宮に到着。ちょうどお昼だったのでスーパーキッチンかさやさんにお邪魔して昼食をとることに。店内に入ってみるとたくさんのサインが飾られており、どうやら有名店だったみたい。

今までずっと漕いできて消費したカロリーを取り戻すべく、ボリューミーなご飯を注文しようとする当時一年のT君(LAPIERRE)。「ジャンボカツカレーをひとつ。」ただほかの周りのお客さんが頼んでる定食のご飯の量を見るとかなり多いことに気づいた僕は嫌な予感がした。

「“ジャンボ”って書いてあるけど大丈夫?食べきれないんじゃない?」

「いやいけるっショ」と余裕をぶっこいていたが、出てきたのは座布団一枚ほどの皿に隙間なく盛られた山盛りのカレー。カツは靴くらいの長さはあるだろうか。あまりのデカさに絶望するT。グルメな大食い自慢のローディーの方はぜひ足を運んでみてください(笑)



ちなみに早い組はほぼ同じ時間にすでに勝浦に着いて名物の勝浦タンタンメンを堪能していましたとさ。

腹ごしらえもすんで出発しようとすると「おれ後から追いつくから先行ってて」とT。どうやら今1mmでも動いたら吐くとのこと。仕方がないので3人で漕ぎ始める。

今までの道路とは打って変わって左側に広がる一面の砂浜と海を楽しみながら漕ぐことができました。10キロほど進んだところでTが追いつく。再び4人でローテーションしながら漕いでいたがすでに疲労困憊だった僕。あさイチでスプリントして向かい風の中結構なパワーで漕いでいたのだから無理もない。上り坂(坂と言っても緩かった)があったので前に追いつこうと思いっきりペダルを踏みこむと右足がつってしまった。右足をかばおうと左足で強く踏むと今度は左足もつってしまった。道路の幅は狭く、交通量も非常に多い、進む以外に選択肢はない。「いっでぇぇぇー」と心の中で叫びながらなんとか登り切り、近くのコンビニで小休止。

「僕もう無理です。リタイアします。」ちょうどサイコンには走行距離110キロとの表示が。今まで行ったどのライドよりも長い距離だったので満足してしまったのだ。合宿の企画者だけが完走できないという何ともおかしな話だが、ここでリタイアすることに。スマホで確認するとどうやら僕は今御宿という場所にいるそう。御宿駅出発の電車が一時間後だったのでそれまで御宿を観光することに(一人で。)調べてみると御宿はサーファーの聖地だそう。それに砂浜には面白そうなモニュメントが。

僕:「えっ、これ普通に面白そうジャン!!」

TLapierre):「そんな元気あるなら走れよ」

僕:「いや無理っす」

三人とはお別れを告げ、一人で御宿を観光する。とにかく砂浜と海がきれい!こんな海でサーフィンとかしたら気持ちいいんだろうなぁ。御宿は童謡「月の沙漠」のモデルになったということでそれにちなんだモニュメントが。記念に愛車とパシャリ。サイクリスト用(?)のモニュメントもあったのでパシャリ。




そんなこんなしているうちに電車の発車時刻になってしまったので急いで駅に向かって乗車。


約一時間半の電車旅を終えて宿の最寄、千倉駅に到着。夜になっておりあたりは街灯一つないので真っ暗。ビビりながら宿へ向かう。

宿に到着。どうやら宿に着いたのは僕がビリだったみたい。しかも宿には僕ら以外に誰もいないという(館主すらいない)。ゆったりとお風呂に浸かったあと夜ご飯を外に食べに行きました。

見よ!このどんぶりからはみ出るほどのてんぷらを!



やはり海が近いところの海鮮はうまいですな。お代わり無料だったので三杯くらい食べましたー

ちなみに今回の4日間の合宿、宿泊費は2万円だったのに対し、僕の食費も2万くらいでした。。。でもうまいもん食べられたので全然後悔してないです(笑)

おいしいご飯に絶景これ以上楽しい合宿があるでしょうか。

帰ってからはミーティングでわいわい語り合って、明日に備えて早めに就寝。

いやー楽しかったですねー。最高の合宿でした。企画者はさぞかし優秀な方なんでしょう!

2023年春合宿 記事リスト Day1
Day2
Day3
Day4

人気の投稿

第11回 川崎マリンエンデューロに参加しました!

去る6月25日。 今年は雨がほとんど降らない梅雨。 いつも通り晴れてくれるだろう。 そう思っていた日のお話。 --- 川崎は豪雨。 そんな中集合したメンバーは6人。 (どうして集まってしまったのか・・・) 2時間エンデューロにエントリーしていたので、 3チームに分かれてローテーションしました。 試走前に雨宿りする3年Yと2年W。 --- 2時間エンデューロが始まる時間には天気は無事晴れてくれました! 良かった。本当に良かった。 先頭集団を走っていた4年M(RIDLEY)の最速ピットイン。 --- 走っていない間は全力で応援しました! 意外と走っている間の声援って聞こえるんですよね。 レースは走るだけじゃない。 これも参加する醍醐味ではないでしょうか? --- 同じく2時間エンデューロに参加していたMCCの方々と記念撮影しました! レースの結果は検索して頂ければと思います(笑) レース中の写真をもっと撮れればよかったんですが、満身創痍だったので少なめです。 Nogleis R.T. 写真撮影班とか作りますか・・・? --- Nogleisの一大イベントである夏合宿までもう少しになってきました。 今年の夏は蒸し暑いので少しずつ走り込んでおくのをお勧めします! 本当に熱中症は怖いので、気を付けてトレーニングしましょう! (3年Y)

2023年夏合宿Day4(長野)

2023年夏合宿 記事リスト Day1 Day2 Day3 Day4 午前4時。朝日はまだ顔を出しておらず、辺りは静寂に包まれる中、僕と同期Y(Khodaa Bloom)は諏訪湖を目指し2人、ただひたすらにペダルを踏んでいた。 皆さんごきげんよう。 今年度 Nogleis Racing Team に加入しました。13期S(Merida)です!どうぞお見知りおきを...。 前回に引き続き、2023年8月4〜7日にかけて長野県で行われた夏合宿の4日目の様子をお伝えしていきます。........。 とはいえ、冒頭の文面でお気づきの方もいるかもしれませんが、 Nogleis 夏合宿全体の4日目ではございません 。 我ら13期、2名による行き当たりばったり、破天荒なライドの様子をお届けします。 僕はロードバイクに出会ってから、初めての遠出&合宿でとてもワクワクしていました。初日、岡谷駅に集合とのことで自転車を分解して、輪行しなければならない...。 その時なぜか僕はこう考えたんです。 自転車に乗ることが主旨の合宿、電車に頼らず己の脚で走りきれば  倍楽しめるのではないかと...。 僕の夏合宿は前日の丑三つ時から始まります。前方 5m 程しか見えない闇と化す道志みち。鹿や猪、猿とすれ違いながら駆け上がります。やがて僕の背中を押すが如くお天道様が顔を出し山梨県へ。その後、せっかくだからと富士五湖(山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖)を堪能。長野県諏訪市へと駒を進めました。 合宿最終日。塩尻で解散後 諏訪湖方面へ。軽井沢を回って群馬県安中市で1泊する。これが計画の概要です。 そんな挑戦に賛同した同期Y(Khodaa Bloom)と計画したルート。合宿をひと足先に離脱する未来がやってくるとは思いもしませんでした。 その計画を前日のミーティングで話したところI(Eddy Merckx) さんからこんなアドバイスが...。 ルートにある 和田峠 は急勾配で荒れた道、しかも軽井沢から群馬に抜けるところの 碓氷峠 は街灯が全く無く、日が暮れる前に通らないと危険すぎる。合宿最終日は早朝に宿を出た方が良いとのことでした。 我々2人はその瞬間、無謀な計画であることを痛感した次第です...

2024 春合宿 Day2

2024年春合宿 記事リスト Day0 Day1 Day2 Day3 Day4 Day5  にょっす✋皆さまお久しぶりです!12期のM( SCOTT )です!  今回は2024年3月14~18日に行われました春合宿の2日目の様子をお伝えしたいと思います。今回のコースプロフィールはこちら! 写真 1 2日目のコースのマップ 写真 2 2日目のコースの標高  滋賀県守山市を出発し琵琶湖沿いを通り福井県美浜町に向かう 125 km, 542 m upのルートです。このブログを書いてて気づいたことなのですが、美浜って美浜"町"なのですね😅てっきり美浜市だと勘違いしていました。正しくは美方郡美浜町です。  朝食を程よく済ませ 9 時前には出発することができました。先ずは第二なぎさ公園に向かいました。ここにはサイクリストには有名とされている「BIWAKOモニュメント」と「琵琶湖サイクリストの聖地碑」が設置してあります。 写真 3 「BIWAKOモニュメントでの自転車集合写真」 写真 4 「BIWAKOモニュメント前での仮面ライダー K( CANYON )」  当日は真っ青な晴天で琵琶湖も澄み渡るようなスカイブルーで気分がアップアーップ^^ ペダルを踏むのが楽しくなっちゃいますよね!そのような調子で Ave.38 km/hで琵琶湖を駆けていたのですが、ここでアクシデントがありました😓😓😓   1 つ目は Y( KhodaaBloom ) の体調不良。春合宿 1 日目のブログ担当の彼ですね。続行不可能とのことで近江八幡駅まで行きました。そして続行不可能が発覚した地点から駅までが近くてよかったです。とにかく無事でよかったです。   2 つ目は  K( CANYON ) のメカトラ。シートポストを固定するクランプが壊れてサドル位置が安定しなくなってしまいました。どうやら規定ニュートン以上で強く締めてしまったためにネジ(もしくはナットとなるフレーム本体)が舐めてしまったものと思われます。最近のロードバイクのフレームはエアロダイナミクスを意識したためにシートポストの固定部分はフレームに内蔵されているものが多いです。最悪の場合フレーム本体を変える必要があるため取り扱