こんにちは、
今回は私T.S(2年)が秋合宿2日目を書いていこうかと思います。
結構途中まで書いていたのに全部ぶっ飛んでまた最初からになったのでアングリーライティングです。ご了承ください。
本日のルートは宿泊地である会津宮下から会津若松市を通り、郡山市を目指します。
こんな感じ
この日は人によってルートが違います。
会津若松市まではみんなで一緒に行きますがそこからは
・猪苗代湖の北側を通る難易度低めなルート、
・湖の南側を通って峠を超える中級ルート
に分かれます。
北組(難易度低) : 100km 1000m up
南組(難易度中) : 120km 1700 up
私は一日目に大遅刻をかましてほとんどの距離を一人で走った消化不良もあってもちろん南組です。
というかわざわざ福島まで来てるのに楽な道を行くのはナシです。(՞ټ՞☝
南側ルートの断面図(??)
1つ目の峠を超えればあとは何とかなりそうなルート。断面図がオニみたいでかわいいのはポイント高いです(??) さすが幹事長っ
さてそれでは朝から。
朝は撮り鉄の間で有名な陸橋があるらしいという情報を聞いたので朝食は素早く済ませその名所とやらに向かいます。宿からは5km位で一瞬で到着。
なるほど来てみるとたしかにいい景色!
ちょうどレアな電車が来るタイミングと被ったようでたくさんの撮り鉄が冷え込んだ朝の空気の中バズーカを構えて待っていました。
私達も気になるので江ノ電自転車ニキが現れないことを祈りながら電車を待ちます。(「江ノ電自転車ニキ」を知らない情弱はwikiで検索。尚、知っているからと言って得は別段無い。)
それにしても紅葉が最強に綺麗です。陸橋が見える場所に来るまでに結構山の中を登りましたが秋の福島の紅葉の綺麗さはとんでもないです。
昨年も私個人で磐梯吾妻スカイラインを走りに福島に来てますがあそこは私の中でも1,2位を争うオススメスポットです。
サングラスをしていると綺麗さはさらに1.5倍増しです。さすがオークリー。
↑昨年の磐梯吾妻スカイライン
そんなうちに電車の汽笛が聞こえて来ました。撮り鉄達がピリつくのが分かります。
幸い相当な山だったので自転車ニキは現れませんでした。(´- ̯-`)
いよいよ電車が姿を現すと三両編成のなんとも可愛い色合いの車両。しかし形は素人がここから見ると田園都市線と変わりないです。そしてなりよりめちゃくちゃ遅いです。(っ'-')╮
この橋を渡るのに30秒くらいかけてました。これなら私のチャリンコの方がきっと速いです。
まぁでもファンからするとそうゆうことではないのでしょう。いいとします。(??)
ひとしきり紅葉と電車を楽しんだあとは会津若松市をめざします。
市内までは平坦20キロちょいくらいなのでそう時間もかからずに着きます。
昼食まで少し時間があったので鶴ヶ城に行くことに。鶴ヶ城は会津若松城とも呼ばれるそう。
そうです、ここはあの会津藩の政治の中心であり松平家が住んでいた場所です。幕末には戊辰戦争の舞台になった地でもあり濃い歴史を持った場所です。
こんなことに関心のある自転車乗りなんていません
一帯の公園は国の史跡に登録されており、手入れが行き届いていて綺麗でした。
押し歩きなら自転車も持ち込めるようです(諸説あり)
園内はイチョウやカエデが植わっていて紅葉も壮観です。ちなみに今回は愛車のGUSTOで参戦。軽量ホイールを履かせた私、Tの山用バイク。
集合写真
ここまでデカくて真っ赤なカエデの木は久しぶりに見ます
紅葉と文化的景観を楽しんだところで昼食にします。メンバーによるとどうやら近くに量が多いと評判の中華料理店(ホントに中華だったか?)があるみたい、ということで行きました。
着いて五分くらい待ったらすぐに入れました。私たちが出る頃には行列だったのでタイミングが良かったのでしょう。
早速注文すると見たことない量が出てきます。完全に初見殺しです。
↓写真はカツ丼の大盛り。
(ちなみに横のお椀が普通のお椀のサイズ。
巨人のおちょこくらいデケェです。確かこれで1500円くらいだったかと。このコスパは学生の味方ですがここまで多いとほぼ敵です
注文したカペルの奴は絶望の縁をさまよいました。w)
会津若松市 「めでたいや」カツ丼大盛り
1番人気がこのカツ丼&ラーメン。1300円ほど。
この店のコンセプトは最後までよく分かりませんでした。でも料理は美味しいです。
みんなでカペルのメガカツ丼を手伝って満腹地獄に陥ってから再出発です。ここからは北ルート(難易度低)と南ルート(難易度高)に分かれて走ります。郡山でも集合する予定は無いので私は北ルートメンバーとは今生の別れとなります。アディオス
ちなみに南ルートの勧誘に失敗したためこちらは3人だけ、、、
私Tと幹事長Mと会計のKのみ。
頑張りましょう。。
店を出て出発するとすぐに峠の入口に。
せあぶり山 : 8.4km 500mup Avg.6%
割と長いがテンポで登れば何とかこなせそうな峠。3人で登ろうかと思った矢先に自分のディレイラーの不調に気づく。
ローギアに入らない。音を聞いているとディレイラーは動いてる、、?一旦降りて見てみるとディレイラーとスプロケの距離が近くなっており、変速できない模様。距離調節ボルトを調節したらすぐにローギアに入るようになりました。
さて、先に行かせてた幹事長Mと会計Kに追いつこうと再び漕ぎ出すが、、1人しかいない、、??幹事長が見えません。
やられました。殺られました。
まさかの千切りにあい、意気消沈。写真を撮ったりして登ります。
会計の後輩くんも頑張って着いてきてくれます。エントリーロードでついてくるの本当にすごい。チャリは機材ではなく足です
ここも素晴らしい紅葉景色。
道中こんな標識も
アグレッシブなクマがいるようなので注意しながら進みます。無慈悲なアタックをしかけてきやがった幹事長Mがアグレッシブ熊ちゃんに遭遇しないことを祈ります。
40分くらい走っているとやっと頂上らしきところが見えました。
やっと来たね的な感じで幹事長Mが待っています。
どうやら迂回路はないようなので彼の前を通るしかないようです。
「おっ!もう来たの!?」みたいなリアクションとってる幹事長M
別に本気出してねーし感を演出して登頂。
標高824m。結構寒いので下り始める前にウィンドブレーカーを着ます。こうしないと汗が凍ります。。。
下っていると巨大な風車群が
羽がぶっ飛んでいきそうな勢いで回っています。
ケイデンスと合わせてみたら60rpmくらいでした。
先端はきっと恐ろしい速度。
寒い下りをクリアした後は猪苗代湖を目指します。猪苗代湖の湖畔を走る予定です。
滑走路、、?くらい真っ直ぐで真っ平らな道を行きます。
猪苗代湖到着です。
※途中に「この先工事のため通行止め」とありましたがみんな見えないふりをします。
なかなかでかい湖です。
しばらく湖畔の道を進んでいくと、、
通行止め。
当然で周知の結果ですがここはフレッシュな反応で驚きます。ライドにハプニングは必要です。何キロか距離が増えてもネタが出来れば楽しいものです。
と、いうわけで迂回路で峠に来てます。えっ。別にそれは欲しくなかった、、、
御霊櫃(ごれいびつ)峠 4.5km 300mup Ave6.5%
オニの角の2つ目です。
狭く、車のこない落ち着いた峠
日没までには下れることを目標に頑張ります。
ここで私のスマホのバッテリーがついに0%になります。なんと私、荷物軽量化のためにモバイルバッテリーとやらを持ってきてませんでした。
夜に宿で充電すればいいと思ってましたが、コンセントを優しさで友達に譲ったら案の定持ちませんでした。
安易に譲るべきものではないですね。(՞ټ՞☝
まぁでもどうせ圏外なので写真以外は必要ナシです。(福島ってこんなに圏外になるの?笑 山だから?)
ここからの写真は仲間に撮ってもらったものを使います。
イエイ
峠はみんなで楽しく話しながら軽くクリア。
息を飲むほど綺麗な瞬間。デスクトップの写真みたい(ʕ•ᴥ•ʔ)
もう日は沈んでますがまだギリギリ明るい瞬間。
眼下に見えるのが郡山市。
ここからは郡山市に向かってずっと下り続けます。
峠区間を下りきってもずっと1.5%程で下り続けるのでここは速度が出ます。
さぁ、先輩の意地の見せどころです。あと15キロくらいでゴールなので鬼引きします。
ホントは寒くて暗いので早く帰りたいだけですが。
あと膀胱が破裂しそうだったので。。。
しばらくは47km/hくらいを維持して走ります。はやっ
緩い下りならスーパー減速ホイールr-sysを装備していても何とか維持できます。
(エアロロード&ディープリムを装備した幹事長Mが余裕の面持ちで後ろでツキイチしてるのが少々気に食いませんが後輩を見てくれているので私からはありがとうとだけ言っておきます。)
しばらくするとやはり後輩くんがキツかったようで42km/hくらいに落として走行することに。
それはそうです。10万前後のエントリーモデルでホイールも純正品を使っている彼がこのルートに同じペースでここまで着いてくること自体がすごいのです。未来のエースの予感です。
なんだかんだ自転車は気合いが大切な気がします。
気合いさえあればいつの間にか速くなると思うので彼にはこれからも頑張っていただきたいですね。
ちなみに先輩たちは早くなるために平気な顔で機材投資です。
途中で幹事長Mも前を引いてくれたので助かりました。
そんなうちに何とか郡山市に到着。
さっさと輪行して新幹線の自由席を買います。
幹事長Mは今合宿で財布を家に忘れて来たので(面白すぎ笑)私が立て替えます。笑
新幹線を見てみると40分に1本くらい。で、次の出発が5分後。。。まだ改札の外。。
やっべぇーじゃんってことでチャリ担いでダッシュ。
途中で幹事長M(コイツ笑笑)が悠長に売店に寄って軽食とお茶を買うがその時点で発車まで1分。ドキドキすぎる私と余裕の面持ちの彼。私は40分は絶対に待ちたくないので急ぎたいのだが、、
エレベーターでホームに出てダッシュ
バッテリーを借りて回復したスマホでギリギリになった戦犯を撮影
何とか滑り込みました。まさかラストスプリントが駅のホームになるとは思ってませんでしたが結果オーライです。
新幹線で写真を見返しながら無事帰宅。
最後まで気の抜けない合宿となりましたがめちゃくちゃ楽しかったです。
ちなみにこの合宿の1週間後くらいに私は交通事故で鎖骨を骨折し、しばらく自転車に乗れない体となりましたw
事故には気をつけようっ!
さて、来年の秋はどこに行こうかなぁ。
以上、2022秋合宿完結です。
長々とお付き合いありがとうございました╰(‘ω’ )╯ T.S