こん◯◯は。幹事長のM(別名JC)です。
最近ブルベ記事が少ない当サークルのブログですが、実はちょくちょくブルベに参加しています。今回は、5月23日に行われたAJたまがわさん主催の”BRM523足尾300Km”について。
今回の参加者は現幹事長の私と前幹事長のMさん。MさんはSR(ブルベの200〜600Kmの一連のシリーズを完走するともらえる称号)を取得したこともあり、とても心強いです。ふたりとも集合場所から近いところに住んでいることもあり、15Kmほど自走して現地集合しました。
行くぜ300!!
・スタート〜
千葉県は松戸市(ほぼ東京というか県境)を出発し、しばらくは江戸川と並走する道路をひた走ります。ド平坦で風も弱く、ちょっと曇りで気温は最適。快走できると思ったんですが...道が悪い!舗装の至る所に穴や亀裂が走っていて、おまけに大型トラックがぎりぎりのところをビュンビュン飛ばしてきて怖い。声を掛け合いながら安全にかつスピーディーにクリアします。
埼玉県の三郷付近を通過し、一瞬茨城県を通ってまた千葉へ。どこかで見たことある道だな〜と思っていたら、2014年の春合宿で通ったルートでした。鳥居と鳥居に挟まれた道に入った時だけGPS座標がズレるという不思議な体験をしつつ、トラブルなくPC1へ到着。ペースはまずまず。
・PC1
PC1を出発し、次のチェックポイント(通過チェック)である栃木県の粕尾を目指します。
「チェックポイントを超えてから峠だから、そこまで脚を温存しよう」と思っていたのですが...早速登ってる!?慌てる僕、上がる心拍。しかしそこまで距離もなく、また斜度もほどほどだったので難なくクリア。
次のチェックポイント以降しばらく補給地点がないので、余裕がある今のうちに昼食にしようとコンビニに入ったところ、「プシュー」という不吉な音が。まさか...パンクでした。しかもタイヤが1センチほど裂けています。近くに自転車屋もなく、タイヤを買うこともできません。しかも、粕尾峠を超えたあとの下りは道が荒れているとの情報が。とりあえずタイヤの裏から持ってきたパッチを張って補強をし、上からは瞬間接着剤で固め応急処置。お願いだからコレで直ってくれよ...
痛恨のパンク。すべては自分のせい。
・チェックポイント付近
粕尾へ到着。名物?のソフトクリームを食べました(が、写真はありません)。先ほどパンクしたタイヤも亀裂はふさがり、なんとか走れそうです。さて、これからが本番の峠です。
序盤は斜度も緩く、快調に走れましたが、中盤から一気に斜度がきつくなります。「ほぼ壁」とか「階段が必要」なレベルの斜面を愚痴りつつなんとか登って行きました。脚をついたら誰かといっしょになるから絶対に脚はついちゃダメだぞ。
なぜか膝が痛くなったり(原因は判明しましたが)心拍が190を超えたり(超長距離ではオーバーペースは禁物)しながらなんとか頂上へ。写真を撮ろうと思ったのですが、看板も何もなく、仕方なくそれっぽいところで。
事前試走レポートを読んだ通り、やはり下りは道が荒れていて、油断するとすぐスリップして山菜採りするハメになります。慎重に慎重を重ねて降ったのち、今回の裏目的でもある「うどん・そば自販機」へ。
全国的にも珍しいそう
ジュースの自販機のように、ボタンを押すだけ。約20秒であつあつのうどん・そばが出てきます。味はそこそこ美味しかったです。ブルベ中に、椅子に座れて、屋根付きで、机に向かったご飯が食べられるなんて...しばしの休憩。
・PC2〜
「気持ちよく一山登って帰って来よう!」ってページには書いてあったのに、なぜかルートの先に峠の看板が。脚も徐々になくなりはじめ、一番軽いギヤで何とか登ります。
陽も暮れてきて、ライトをオン。いよいよナイトランの始まりです。
なにかのダンジョンに出てきそう
往路と同じルートをたどって千葉県へ。内容を端折ってる感じがありますが、正直覚えていないという...
そうしてゴールのPCへ到着!時間は17時間ちょうどでした。
自走込みで340Kmという距離は、自分のなかで最長でした。自転車で、人力で、300Kmを走るという非日常。精神的にも肉体的にもとてもキツイですが、また走りたくなるようなブルベでした。
...来週は400Kmなんだよな