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2022夏合宿 Day 1:八ヶ岳

2022年夏合宿 記事リストDay1
Day2:山岳ルート
Day2:平坦ルート
Day3

【本合宿は、新型コロナウイルス感染症対策をした上で行ったものです】

こんにちは、1ヶ月ほど前よりNogleisの新幹事長になりました、2年M(Bianchi)です。
これから1年間、よろしくお願いします!


Nogleisで最も盛り上がるイベント!

夏合宿!!

総走行距離、総獲得標高、絶景の数、参加者数、いずれの数字をとっても最大となります。

輪行を駆使して、普段ではなかなか行けない絶景の道を走る。

もう想像するだけでニヤニヤしちゃいますね。。。

今回の夏合宿は9月4日〜5日に開催。

夏に走るなら涼しいところがいいよね〜ってことで、長野県・山梨県の高原を走りにいきました!

その1日目の様子についてレポートしていきます。


集合は北陸新幹線の佐久平駅に9月4日10:00。

普通の人は当然、東京駅8:44発、佐久平9:57着の「はくたか555号」あたりに乗りますよね。

しかーし、そうもいかないのが我々Nogleis。




集合日前日の9月3日、衝撃的なインスタのストーリーが流れた。




4年I(Eddy Merckx):「自走で碓氷峠*なう」




*碓氷峠:群馬県から長野県の軽井沢へとつながる峠。自走で佐久平を目指すには通過する必要がある。

彼の自宅は茨城県の筑波。そこから約200kmもの距離を自走し佐久平のホテルにピットインしたようです。

彼曰く

交通費よりも一泊のホテル代の方が安い

とのこと。脳筋ですね(褒め言葉)



翌日、このインスタに感銘を受けた数名が凝ったルートで佐久平へアプローチ。

4年N(Colnago)と新副幹事長2年S(Gusto)は1駅手前の軽井沢で下車し、超絶快適ダウンヒルを堪能したらしい。

僕も在来線で横川駅まで行き、そこから自走。(2,000円以上も交通費を抑えることに成功)

このように各々好きな方法で集合場所にアプローチするのも楽しみの一つです。


さて、佐久平駅に全員が無事集合しました。

今回の参加者は、12人。1年生も4人参加してくれて、嬉しい〜

新型コロナウイルスの簡易検査を実施し、陰性が確認された人のみが参加できます

陰性証明を愛車とパシャリ。


おっ!これは1年K(Cannondale)が破格の10万円程度で入手したカーボンのロードバイク!リサイクルショップ(サイクルショップじゃないよ)が価値を知らずに相場を遥かに下回る値札をつけててしまったのだとかw 羨ましい!!


センスのある?写真を撮る方もw


準備もできたところでいよいよ出発です。

3〜4人ずつのグループに分けて走行します。

このほうが、追い越しの車も走行しやすくて、メンバーも足の揃う人同士で走ることができるからいいよね!


ここからは、僕、2年S(Gusto)、1年T(Pinarello) のグループの走行をメインにお伝えしていきます。

雨予報が続いていて心配だった天気もこのように快晴。



序盤は、2年S(Gusto)と1年T(Pinarello)の大好物の「平地」。

山に囲まれていて、あり得ないぐらい気持ちの良い道を35km/h巡行で飛ばしていきます。

風がキモチイイイイ〜

稲刈りの季節も近いので、稲穂が黄色く綺麗です。


遠くの山を見ながら「俺らこれからあれ登るのか〜(泣)」などと話しながらも一切ペースを緩めず、飛ばします(後々後悔するのですがw)


そんなことをしているうちに、平坦区間が終わり、非常に退屈な国道区間に。

退屈な区間をさっさと終わらせたい僕は、さらにペースを上げます。

だって、今日のメインは絶景の野辺山高原と八ヶ岳だからね。


「こんなどこにでもありそうな国道区間なんてさっさと行って、誰よりも充実した観光をしてやるぜ!」


この国道、でも実はゆるい登り基調。

3日分の荷物をサドルバッグやリュックに詰めて走る我々には、ダメージが蓄積されていきます。


「ペース早くない?」

「疲れたー」


計画性のないペース配分により、一時休憩。

大変申し訳ございません。。。



僕とT(Pinarello)はサドルバッグですが、S(Gusto) はリュック。疲労がより溜まりやすいのに付いてきてくれるS(Gusto)には圧倒的感謝。

休憩後にまた走り始めても景色が本当に変わらない。


しばらく走ること20分ほど、前方に予期せぬ上り坂が!!

「あれれ、峠はないって言ってたはずだよね?」

ルート計画者の僕に冷たい目線が向けられているような!?

何と、九十九折りが出現しています!

おかしいな、Google Mapsには「市場坂」って書いてあったからV坂程度の短い坂かと思ってたんだけどな。

これもうほぼ峠じゃん。

平地が専門のT(Pinarello)が辛そうな表情。

斜度10%を超える区間もある、なかなかハードな道が2~3キロも続きます。

V坂じゃなくて日光いろは坂タイプの坂だったのか!

「後から来る人たち大丈夫かな?」

「W(Cannondale)先輩に怒られるんじゃね?」

実は、今回は「ヒルクライム初めて」という参加者が数人。

しかも、サポートカーに荷物を運んでもらう予定だったのが、前日になってからサポートカーがキャンセルとなってしまったので、必要以上に荷物を持っている人も。坂道はとても心配です。

サークルのご意見番、3年W(Cannondale)は坂道をルートに加えるとお怒りになります。今回のは意図的なものじゃないのでどうかお許しください!!

*後続は3年T(Trek)の献身的な誘導により、なんとかクリアできたとのこと。本当にお疲れ様でした!

この坂、景色はいいんですけどね。


僕の3人グループも、前半に飛ばしすぎたせいで、HPは赤ゲージ

こりゃモンスターボール投げられたらすぐに捕まるな。

足が攣りそうな中、必死に登ります。

「これ越えたら野辺山でイタリアンだから!」

それだけをモチベに登っていくと、だんだん景色が高原らしくなっていきます。

それでも斜度2%ほどの登り。

元気がある時なら30km/hとかで走れる実力のある我ら3人組ですが、この時ばかりは10km/hがやっと。


ようやく野辺山高原に到達。

達成感抜群!高原野菜の畑が見えたときは、ほんとに感動!


JR最高標高駅の野辺山駅でパシャリ!


国立天文台の望遠鏡レプリカの前でパシャリ!


ようやく、昼食にありつけました。

訪れたのは、夫婦で経営されているというオシャレなイタリアン。

いつもサイゼガストしか行かないNogleisにしては珍しいw

八ヶ岳、オシャレすぎてサイゼもガストもなかったからしゃーない

このレストラン、なんとサイクルラック完備!!


こちらで、ピザを食べました。

めっちゃ美味しかった!あと、リンゴジュースもめっちゃ美味しかった!

帰り際にお話ししたところ、なんと店長さんもサイクリストでした!

「おすすめのところありますか?」と聞いたところ、「平沢峠」という場所がおすすめらしいです。


コース外だけど、行くしかないでしょ!



昼食で回復したとはいえ、すでに棒になっている足。

ノロノロ登っていきます。

斜度10%!?の辛い坂を登ること数分、なんとか頂上に辿り着いた景色がこちら!


素晴らしい絶景!

晴れていたら八ヶ岳がドンと見えるらしいけど、これでも十分満足!


分水嶺の標識もあり、遠くに来たなと改めて実感します。


峠でワイワイした後はダウンヒル。

休憩後で笑顔も見られる


そして辿り着いたのは、有名別荘地「清里」です!

噂によれば、バブルの時代には原宿ほど栄えていたようですが(本当かな?)、今ではそれほどの繁栄は見られません。

でも特徴的な建物が多く見られて、なかなか良い雰囲気です。


前半、散々飛ばして得た時間のリードを、清里観光で消費します。

絶品ソフトクリーム。背景には、西洋風の豪華な建物。


ファミマでダラダラくつろいでいると(せっかく頑張って得たリードがもったいない!)、4年I(EddyMerckx)、4年N(Colnago)、1年K(Canyon)の三人組から驚きの画像が送信されます。


こ、これは、我々が先ほど訪れた、コース外の平沢峠!?

このサークルどんだけ峠好きなんだよw


1年K(Canyon)による、NogleisのNを表現するこのポーズ。

まだまだ改善の余地ありだなw

ピースをしているのは邪道じゃないか?(←おいおい、めんどくさい先輩だな)


ふっふっふ、本物(自称)を見せてあげよう。

実は、僕たちも平沢峠でしっかりとこのポーズしてきたんでw


K(Canyon)くん、次回はもう少し成長したNポーズを期待してるぜ!


そして、3年T(Trek)、3年W(Cannondale)、2年S(Trek)、1年K(Cannondale)、1年K(Giant)の5人組も市場坂をなんとかクリアし、ランチにたどり着けたとのこと。

彼らが食べたのは定食屋で、量がハンパなかったと聞いてます。自転車にはカロリー必須!

大食いの方は八ヶ岳に来たら是非チャレンジしてみては?



そうこうしているうちに、僕ら3人組は、平沢峠を下ってきた3人組と合流。

一緒に本日のメインディッシュ「八ヶ岳高原ライン」を目指します。


その前に4年N(Colnago)のリクエストで、絶景で有名な「八ヶ岳高原大橋」に寄るため、ルートを外れて向かいます。

橋へ向かう道中、僕が緩いダウンヒルを45km/hぐらいで下っている時のこと。


ビューーーンンンン!!!!?!?!?!?!


4年I(EddyMerckx)がなんと、クロモリロード+ゾンダの組み合わせで、セミエアロロード+ディープリムを履いた僕を軽快に抜いていきます。

(翻訳:下りでガチ踏みしている)


速い!!他のメンバーも同様に爆速でついていき、あっという間に八ヶ岳高原大橋を通過。

写真を撮るチャンスを逃すという大失態w

本当はこんなに綺麗な写真が撮れたはずなのに。。。

画像出典:一般社団法人北杜市観光協会

まあ、下りは気持ちよかったし、絶景は目に焼き付けておいたからたぶん大丈夫!?(いや、そこは大丈夫じゃない


そして、八ヶ岳高原ラインの麓に到着。ここからは、2kmほど斜度10%のキツい上りが続きます。

すでに疲れていたのに、下りでさらにガチ踏みした6人はすでにヘロヘロ。

力を振り絞って各自のペースで登っていきます。

「足が攣りそう」

「辛いので先行っててください」

などと苦労をしながらもなんとか頂上へ着きましたが、そこで目にしたものの衝撃は今でも忘れられません。


まさかの通行止


。。。。。。。。。。。。。。。。



それは、ここまでの努力のクライムが無駄になった瞬間。

一気に場の雰囲気が冷めていきます。

皆が絶望する中でも、S(Gusto)はポジティブです。さすが新副幹事長!


悔しいですが、引き返して一本南側の道で本日の宿、小淵沢を目指します。

不幸中の幸い。この道がなかなか雰囲気が良い!

小淵沢の別荘地を貫くこの道路は、下り基調+交通量皆無で気持ちの良いカーブずっと続きます。



途中で鹿に遭遇するなどのハプニングもありましたが、無事日没前に宿へ到着することができました。

後の5人組もすぐに到着。全員特に大きなトラブルなく到着できてよかった!


合宿1日目は、ある程度の登りのあるコースながらサポートカーなしでの走行ということで、みなさん本当にお疲れ様でした!

では、夏合宿Day 2の記事もお楽しみに〜


2022年夏合宿 記事リストDay1
Day2:山岳ルート
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