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ゆるポタは正義。【2021/12/4】 城ヶ島ライド


※本ブログで紹介されているライドは緊急事態宣言終了後、オミクロン株感染拡大前に実施されたものです。

こんにちは!3年N(Colnago)です!
昨年12月4日に、三浦半島一周ライドに行ってきました。
今回はその様子をレポートしたいと思います!

実はサークルに三年間所属していながら、初めてのブログ投稿になります笑
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


前編〜猫島を目指して〜

前日のサークルLINEにて、

私:「みんな自走?輪行?」
他メンバー:「流石に今回は輪行ですね...」

というやりとりの後、他メンバーの輪行宣言に安堵して、僕も輪行を選択。
Nogleisの悪しき文化である自走ファースト主義も、今回のライドは対象外となったようで。
もう12月となり、朝の気温は5度を下回るところ。みんなも寒さには勝てなかったようだ。
あったかい暖房が効いた電車で移動したいやんな。そりゃそうよ。

集合時間15分前くらいに馬車道駅に到着。どうやら一番乗りっぽい。
輪行した自転車を組み立てながらメンバーの到着を待っていると、2年F(Cannondale)が駐車場から颯爽と登場。
なんと彼は愛知から車で移動してきたそう。次の日は大阪に行くそう。
J2あたりの選手スケジュールかよ。

次に来たのは2年W(Cannondale)。
彼は電車賃をケチるために二つ目の横浜駅で降りてから来たらしい。
セコ...賢いなあオイ。

そして、息を切らしながら自転車に乗った二人が到着。幹事長K(Wilier)と,4年I(Eddy Merckx).
Kは都内から60km、Iは筑波から100kmの道のりを自走してきたらしい。
そう、まさかの自走ブラフ。
サイクリストの鑑すぎるよ。

最後に登場したのは2年T(TREK)。なんとスマホを置いてきてしまったらしい。
よくここまでこれたなあ。
普段はそんなミスしない子なのに、本当に珍しい...

まだスタートすらしていないのに突っ込みどころ満載の一同。本当にうちのサークルはみんな個性的なメンバー揃い。
しかーし、絶景を追い求めるアツい魂と、自転車をこよなく愛する気持ちを持つ点は皆同じ。
コンビニで買った補給食と、夢と希望をポッケに詰めて、いざ城ヶ島へ出発!!


ルートはこんな感じ。横浜〜鶴岡八幡宮〜三崎漁港〜城ヶ島〜横須賀〜横浜の順で距離は90kmほど。
走行会の中では珍しい平坦コース。
「たまには海沿い走りたいですよね?」と語気を強める2年Kが、幹事長権限でルートを策定してくれた。ありがとう。
生粋のスプリンターである彼は1日を通してテンションが高い。

私は2年W、2年Tとともに遅い組でスタート。まずは鶴岡八幡宮へ向かうため国道を西へ。

天気は快晴。過去2年間に参加した走行会とイベントで全てに降られていた私は、この雨男属性が後輩に引き継がれなかったことに安堵した。
とはいえ寒いので、軽めのギアでケイデンスをやや上げて、体温を上昇させていくようにペダリングしていく。
時速は25km/hほどに抑えて、湘南の住宅街を横目に眺めながらまったりとゆるポタ。
なんというか、時間がゆっくりと過ぎてゆく感じがする。周りに見える全てが日々の疲れの癒しとなっていく。
途中、爽やかな笑顔で追い抜いていった幸せサイクリストカップルに、嫉妬のあまりガンを飛ばし続けたこと以外は。


JR東海道線の踏切を渡り、市街地にはいってしばらくすると、鶴岡八幡宮に到着!!
休日ということもあり、多くの観光客で賑わっていた。
並ぶ間も惜しいため、一同はトイレ休憩をして、「あの子可愛くね」「いやいやその横の金髪のネーチャンでしょ」と高校生のような会話をしながらさっさと出発してしまったが笑


由比ヶ浜海岸にも寄った。スカイブルーがめちゃ映える!
サーフィンで盛り上がるお兄さんたちや、磯遊びを楽しむ家族連れを機にすることなく、砂浜に入って愛車をパシャリ

イイ景色だ!!

鎌倉を満喫した後は、海岸線に沿って南へ。
海風がとてもキモチいい!思わずペースも上がってしまう!
こういった起伏に富んでいて、クネクネとカーブが続く道のりを走るのは、レースゲームをプレイしてるみたいで楽しいよね。


三崎漁港の「マグロ食堂 七兵衛丸」にて昼食。海鮮丼セットを堪能!

マグロと数種類の赤身魚がどれも新鮮!うまい!うまい!(煉獄さん風)

思わずリュックを店に忘れてきてしまうほどの美味しさ!(I君が気づいて回収してました。わかってんね!)
ここで2年Fが負傷。足の巻き爪が皮膚まで刺さってしまったらしい。無念のリタイアとなってしまった...


Fの思いを背負って走る。数キロ走って、海上の城ヶ島大橋を渡ると、ついに城ヶ島に到着!
公園駐車場に入ると...ネコ。どこもかしこもネコだらけ。後で調べてわかったことなのだが、城ヶ島は別名・猫島と呼ばれているそうで。
関東で最も多くの野生のネコが生息しているらしい。猫好きの方にはたまらないだろう。
え?肝心の猫の写真はないのかって?みんな生き物には興味ないんよね。


さらに、城ヶ島の景色はとても魅力的。展望台では房総半島と富士山、伊豆半島を一望できる。

開放感MAX!!


展望台にて。海風に震えながら精一杯の笑顔!


夕日をバックにポーズをとる4年I。大学に5年在籍することになる彼からは、並々ならぬオーラがみて取れますね。

絶景かな!絶景かな!

↑カラオケでバラード調の曲の時に流れる歌詞の背景画像にこんな感じのやつあるよね。(伝われ)




後編〜ナイトライド in 横浜〜


ここまでのお話を読んで、疑問に思った方もいるのではないだろうか。
もう日が過ぎるのにこれから後編?
果たして今日中に帰れるのか?と。

2年Kの惚気エピソードを、自転車が恋人である他メンバーが鼻息を荒げて聞いていると、夕日が沈みだし、寒さがウィンドブレーカーを突き抜けてきた。
2年Wが「そろそろやばくないですか?」と忠告しなかったら、僕たちは夜までダベってたかもしれない。あっぶね。
徐々に焦り出した一同は、30km巡航で移動。急げ急げ。


金沢文庫を通過したあたりで、ニヤニヤと笑みを浮かべる先頭のスプリンターKから狂気の提案が。
「先輩、もう5km/h上げていいっすか?」

ええ...ガチ?もう足残ってないって、勘弁してくれ...
プライドだけ無駄に高い私にはとてもそんなこと言えなかった。

カチカチッ、とシフトチェンジの音がした途端、Kがペースを上げ始めた。これに4年Iも反応。
二人とも、ここまで150km以上走ってきたとは思えないほどの加速。すごすぎるって。
チギれるわけにはいかないので全力でついていく。白目剥きそう。まぢ限界。


赤信号で追いつき、青信号で離されて、を繰り返すほど1時間ほど。横浜港が右手に現れた。
ここで...個人的なアクシデントが発生した。
エネルギー不足のためかペダルに力が入らなくなってきた。横須賀で補給をほとんど取らなかったのがまずかったようだ。

頭がぼーっとする。これがハンガーノックってやつか。
「あとすこしだ、頑張ろ!」と互いに励まし合いながらゴールを目指す。

残ってる全員でゴールするんだ!絶対に!!(スポ根マンガ的展開)

街明かりが近づいてくるにつれて、ダンシングを交えてスパートをかけていく。お願いだ!回ってくれ!

そして...

観覧車が見え、ついに横浜市街に到着!ゴール!!

時刻は20時ごろ。
みんなで達成感を感じながら、苦労を労いあった。
30kmぐらいはノンストップだっただろうか。一人も大きくちぎれることなく、落車もなかったのは本当によかった。


横浜赤レンガ倉庫ではクリスマスマーケットが開催されており、花火が上がっていた。
まるで私たちのゴールを祝福しているかのよう。やったね!!

しかし、私はエネルギー不足で顔を上げることができず、この後に食べる予定のラーメン二郎のことしか頭になかった。

最後にゴールに辿り着いた四人は、花火をみながら

「すごーい!」「いえーい!」「きれーい!」「ジロウ...ジロウ...

と青春真っ只中のJKもびっくりのはしゃぎ具合で喜びをわかちあった。

うちら、ズッ友だよ!




ライドを終えて、待ちに待ったラーメン二郎で夕食。
普段は普通サイズをやっと完食できるくらいのキャパである私だが、今までに経験したことのないような空腹を覚えていたため、迷わずラーメン(大)を選択。
空きっ腹に豚骨醤油のスープが沁みる。そして、まさかのハンガーノックにより完食。

これを読んでいる皆さん。もしラーメン(大)が完食できなくて困っていたら、ハンガーノックになってみてはいかがでしょう。
(色々危険です。良い子は真似しないでくださいね。)

2年Kはここからさらに自走で帰った。驚きのバイタリティ。
残りのメンバーは電車で。なんとか日付が変わるまでに全員帰宅できたよう。お疲れさんです。



レポートは以上です!
海岸線をスイスイと気持ちよく走れたり、見所を1日を通して楽しめたり、メンバーとたくさん話ができたりして大満足の1日でした!
コロナが落ち着いたら、観光を含めたサイクリングも開催できるといいですね。


このブログを読んで、「面白そうなメンバーいるやん。」「一緒にライドしたい!」と少しでも思ってくれる方がいれば嬉しく思います。

興味がありましたら、ぜひNogleisののイベントに参加してみてください。公式Twitter,InstagramにてDMお待ちしてます!

それではまたどこかでお会いしましょう!バイバイ!

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