「なんか、長野行きたくないっすか?」
すべてはこの一言から始まった...待ち受けるものが地獄とも知らずに...
どうも、はじめまして、今回の元凶2年のHです。
今回のライドはサークル企画ではなく個人企画です!
いざ長野へ!張り切って行ってみましょう!
最初のチェックポイントは群馬県高崎市。
ねえMYくん、大隈講堂から高崎まではどれくらいあるんです?え、99km?
あ、僕帰ります。
高崎市までの99kmは平地、平地、平地...
3人で先頭を交代しつつ平地を疾走します。時速35km巡航!いい感じ!
この2人がいればあっという間に長野だ!
バテました。
メンバー誰もが思ったことでしょう「なんのためにオレたちは長野をめざしているんだ」
そんなの俺もわからん。行ってみたいべ、長野。
高崎市を抜けるといよいよ山岳ステージです。今回の目玉、碓氷峠!この峠、標高は約960m、カーブの数は184個(マジか)
メンバー一同めっちゃビビってます...
でもここまで来たら、登るっちゃ登るっす!!
ここからが勝負!
峠に入ると意外や意外、斜度はそれほどキツくはない...ただ地味に長い!そしてカーブがボディーブローのように効いてくる...
え、君たち速くない?筆者を置いてガシガシ登っていく2人...うんまぁこうなるのは目に見えてたよね。
筆者がバテバテで頂上に着くとそこには...
あ〜坂がつらくて頭おかしくなっちゃったんだね。
なにはともあれ、ここから長野県に入っていきます。はぁ〜長かった...
流石にメンバー全員の顔には疲労が浮かんでいます。うんうん、辛かったよね。
長野で最初に制覇する市は軽井沢!汗臭いピチピチの服着た男3人がオシャレな軽井沢を爆走しております。
他人の目なんか気にしないもん!ただこの軽井沢、下りがありません。脚休められねぇ...
あ、気づけばもう長野上田市だ!長野市までは残り約20kmぐらい!時刻は16時でまだ明るい!これは明るいうちに余裕で長野に着くぞ!
だったらもっとユルユル行きましょうや〜
しかし、一番後ろで2人に付いていく筆者のメーターは、32~35km/hを表示しているのであります。メーター狂ったかな?安もん買ったしなぁ...
狂っていたのはメーターではなく、2人の脚でした。
もうね、アホかと。お前らどこにそんな脚ためてたんだ?さっきの疲れた顔はなんだったんだ?お前らマラソン大会で「みんなで一緒にゴールしようぜ!」とかいって、ゴール直前で鬼走りするタイプだろ。そういうのホント嫌われるよ?!いやマジで。
そんなこんなでようやくの長野駅...
あ、自分、涙いいっすか。
ロードバイクってすげぇなぁ...東京から長野まで走れるんだもんなぁ...
さて、ここで終わればハッピーエンドですが、これから我々にはとんでもない
ボーナスステージが待っているのです...
そう、宿まで自走しなくれはいけないのです!宿ははどこか。戸隠です。
ここで説明しよう!戸隠とは長野市街を大きく外れた山の中にあり、その標高は1300m、距離は市街から20kmあるのだ!
ちなみにこのとき時刻は20時であたりは真っ暗。外灯?そんなもんないよ。
信じられるのは手元のライトと仲間のみ!残り一息、みんなの力を1つに!
ただでさえ登りが苦手な筆者にはこれほど仲間が頼りに感じられたことはありません!
え、あ、ソロゲーな感じっすか。
あれ2人とも俺の存在忘れてる?お前ら速くね?ヤバくね?怖くね?待たね?
マイク・タイソンに右ボディをもったような顔をしている筆者を尻目に、2人は加速していきます。
1人取り残された筆者は外灯のない山道を手元のライトを頼りに登っていきます。
めっちゃこぇぇ...
そして恐怖は次第にこんなとこに宿をとったMTへの怒りへと変わっていくのです。
あいつ登りきったら絶対肩パンしてやる...
最終的には宿の方が車で迎えに来てくださって、我々3人を回収してくれました。
よかったぁ...
これにて長かった長野ライドに幕が閉じるのであります。めでたしめでたし。
おまけ
二日目は、長野市観光!善光寺の御開帳を見に行きました!
(人が多すぎて参拝できなかった顔)
まとめ
こんなアホみたいな企画に参加してくれた2人には感謝しています!こういったノリのいい人がいるのはNogleisならではですね!