こんにちは!14期Y(Canyon)です。
自分の書いたブログはどうもお蔵入りになりやすいらしく、実質的には初めましてですね。ところで私ごとですが、先日新車(aeroad cf sl 2022)が納車されました!今回の合宿は新しい相棒での参加にウキウキしていたのですが、、、。
今回の合宿も無事?トラブルに見舞われた私Yの視点から春合宿1日目をお届けしたいと思います!それでは参りましょう。
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春の空気が少しずつ暖かさを帯びてきたこの時期、Nogleis Racing Teamは毎年恒例となる春合宿を実施しました。今年の舞台は、伊豆CSC(サイクルスポーツセンター)。あの有名なロードバイク漫画である弱虫ペダルでも合宿場として使用されていたり、全日本選手権のコースとなったりと、言わずと知れた自転車乗りの聖地です。アップダウンが連続する5kmサーキットは、脚力もメンタルも試される、まさに“修行場”とも言える場所です。
今回の合宿は、幹事長A(Bridgestone)をピックアップするところからスタートしました。機材と荷物を詰め込んだ車内は、遠征特有の高揚感に包まれており、「どんな走りになるのか」「今年はどこまで追い込めるのか」と、幹事長Aと話を膨らませていました。普段はそれぞれの生活リズムの中でトレーニングしているメンバーが、同じ時間、(Watopia以外の)同じ場所で走るというのはそれだけで特別な意味を持ちます。移動時間でさえも、トレーニング論や機材談義、最近のレースの話などで盛り上がり、すでに“合宿”は始まっていました。
道中は順調でした。いやー、エンジンってすんごい。伊豆スカイラインの森の駅箱根十国峠で休憩を済ませ、計画通りに現地へ到着しました。バイクを降ろし、各自が淡々と準備を進めます。「よし、走るぞ」という空気が自然と生まれていきました。
——しかし、その空気は現地到着後、一瞬で崩れ去ることになります。
バイクを組み立てようとしたその時、私は決定的なミスに気づきました。
スルーアクスルを家に置いてきた。
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ゝ、 \ /⌒ヽ,ノ /´
ゝ、 `( ´・ω・)/
> ,ノ
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(ニフフ
一瞬、思考が止まりました。何度確認しても、当然ながらあるはずがない。つまり、ホイールを固定できず、走行不能。合宿初日、完全に詰み。
他のメンバー6人が次々とコースに繰り出していく中、私はただ一人、車内でその現実を受け入れきれずにいました。「何しに来たんだろうな」という感情と、「いやまだ何か手はあるはず」という希望が交錯しながらも、しばらくは完全に“げんなり状態”でした。
このとき、改めて“機材スポーツ”であるロードバイクのシビアさを痛感しました。どれだけ練習を積んでいても、どれだけモチベーションが高くても、たった一つのパーツがなければスタートラインにすら立てない。逆に言えば、日頃の準備やチェックがいかに重要かということでもあります。
しかし、伊豆まで来てそう簡単には諦めきれません。幸いにもここはCSC、自転車の国、スルーアクスルの1つや2つくらい余っているかもしれません。まずはCSCに電話をし、事情を説明します。
すると、もしスルーアクスルがあれば貸し出してくれることに。ところが、CSCで扱っている自転車は主にリムブレーキタイプのもので、スルーアクスルは見つからずじまいでした。
そんな中、事情を知ったCSCの別の職員の方が声をかけてくださいました。近隣の自転車ショップをいくつか紹介していただき、「もしかしたら在庫があるかもしれない」とのこと。まさに一筋の光です。親身な対応に、東京ではあまりない、人の温かみを感じました。
しかし、ここでも現実は甘くありませんでした。私のバイクのスルーアクスルはやや特殊な規格で、そもそも流通量が少ないうえに、仮にあったとしても価格がかなり高いです。加えて、移動時間や在庫確認の不確実性を考えると、「今日中に確実に手に入れる」というのは現実的ではないと判断しました。ここで無理に探し回って時間を浪費するよりも、別の選択肢に切り替える方が合理的です。
そこで出した結論はシンプルです。
レンタルバイクを借りる。
背に腹は代えられません。800円を支払い、ようやく自転車に乗る権利を獲得。残された時間はわずか1時間。それでも、走れないよりは100倍いい。そうだ、私は練習するために伊豆に来たのだ。レースではないのだからマシンスペックなどどうでもいいではないか、と自分に言い聞かせます。
レンタルの手続きを済ませ、実際に走り出してみると、すぐに違和感に気づきます。
重い。とにかく進まない。
普段乗っているバイクとの違いは歴然で、加速感、巡航性能、登坂時の軽さ、すべてが別物でした。特にCSC特有の細かいアップダウンでは、その差が如実に現れ、「バイク性能が走りに与える影響」をこれ以上なく体感することになりました。ペダリングの一回一回がやけに重く、下ではすぐにスピードが頭打ちに。
——それでも、不思議なことに、めちゃくちゃ楽しい。
限られた時間、限られた条件。だからこそ1周1周に集中し、純粋に「走ること」だけに向き合う感覚がありました。パワーメーターもラップタイムも気にせず、ただ目の前のコースを全力でクリアしていく。そのシンプルさが、むしろ新鮮で、ロードバイクを始めた頃の感覚を思い出させてくれました。
さらに驚くべきことが起こります。事情を再度職員の方にお話ししたところ、なんとご厚意で「翌日は1時間分の料金で1日走っていい」と言っていただいたのです。想定外の救済措置に、正直かなり救われました。この一言で、合宿全体のプランが一気に前向きなものへと変わりました。
この“1日乗り放題権”をどう使うかは、言うまでもありません。
(詳しくはここでは書きませんが、翌日、他のメンバーが山へ走りに行っている間、私は一人でCSCに残り、ひたすら周回を重ねました。一定ペースで刻むこと、補給のタイミング、メンタルの保ち方など、長時間の単独走行だからこそ見えてくる課題と向き合う時間になりました。結果は24周(120km・獲得標高3340m)。密かに「富士山と同じ獲得標高」を目指していましたが、あと一歩届かず。最後の4周は肉体よりも精神的苦痛が大きかったですが、メンバーH(KhodaaBloom)の途中合流もあり、最後まで走り切ることができました。)
そして1日目の夜。
CSCの宿泊施設サイテルで夕飯を終え、どこか疲れと満足感が混ざった状態でスマホを開くと、妹から1枚の写真が送られてきていました。
——そこに写っていたのは、家に置き去りにされたスルーアクスル。
「次からは絶対に忘れない」という強い教訓として刻まれることになりました。
今回の1日目は、決して順風満帆とは言えないスタートでした。しかし、トラブルがあったからこそ得られた経験や、人の優しさに触れられた場面も多く、結果的には非常に濃密な一日だったと感じています。
Nogleis Racing Teamの春合宿は、まだ始まったばかりです。2日目以降も、それぞれの目標に向かって走り続けます。
思い返せば私の遠征は何かしらトラブルが付きものでした。機材トラブルでレースを2回棒に振り、輪行した時はリアディレイラーをぶっ壊し、今回は忘れ物で合宿に参加できず、、、。次回の夏合宿こそは万全の準備で参加したいと思います!
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稚拙な文章だったと思いますが、最後までお付き合いくださりありがとうございます。ではまた!次こそは、私の愛車の写真をみなさまにお届けします!
Adios Amigos!Ride On (低音イケボ)!


