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2024 春合宿 Day5

2024年春合宿 記事リスト Day0
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Day5



 
3月18日午後4時。木々が生い茂り木陰を作る上り坂。1人淡々と、京都の山の中を走っていた。



 皆さんごきげんよう。前日談ぶりの13期S(Merida)です。
合宿もいよいよ最終日に突入。4泊5日、やっと最終章です。合宿中、毎晩行われるミーティングは日に日に皆の元気がなくなり、お通夜状態。作成したルートに満足してもらえている証拠です、きっと...。

63.8km 獲得標高894m

 最終日はこれでもかと京都の山々を織り込んだルート。「皆で最後走り切る。」春合宿の締めとしてうってつけですね‼︎
はじめに待ち受けるは嵐山の北上に位置する”六丁峠„。次に京中を見下ろせるという”京見峠„。そして最後に京見峠より先、山奥に位置する”嵯峨峠„。
3本立の楽しい楽しいコースです‼︎
           (*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ!
「最終日、スタートだー‼︎」



ギギギギ
    バサッバサッ
         カチカチカチッ...。

 一際目立つ白赤の大きなタワー。目の前を大きなスーツケースを持った人々が横切る。前輪後輪が外され袋を被されたロードバイク...。
「JR京都Kyoto Station」の文字。ん....?
予定では今頃山の中で力強くペダルを踏み、きらめく汗をかき、地球の偉大さを全身で味わっているはず...。
「あれれー?おっかしいぞー⁉︎」
→出典(小学館 週刊少年サンデー 某少年)

自転車をひっくり返し、ホイールを外し、そそくさと輪行袋を広げる12期幹事長K(Canyon)さん。12期M(Scott)さん。
「...あれ?何してるんですか?」
「うん。帰る!」
そう言い放ち、彼らは駅構内へ消えていった...。



 とんだ急展開&想定外ですが、2つ返事でソロライドにするわけには行けません。
なんてったってサークルの春合宿ですから‼︎
懸命に他の面々に懇願。そう必死に!
結果、同期のT(Cervelo)、12期会計のK(Merida)さん、10期T(Trek)さん、同じく10期W(Cannondale)さん
計5人で正規ルートの1つ目の山、六丁峠を目指すことに!
(p.s.春合宿の参加者は合計9名です。)



 京都駅から碁盤の目を抜け、桂川へ。上流へと川沿いを辿ります。前方から行手を阻むが如く到来する強風。ペダルはとても重く、じわじわと削られる体力。そんな逆風の中、僕はあることを忘れていました。完全に...。
そう左膝の痛みを‼︎
      →春合宿前日談(Day0)

前方からの風なんぞ些細なこと。自分の体が思い通りに動く、ただそれだけで水を得た魚そのもの。忘却の彼方に葬られた忘れ物は僕を豹変させます。我れさきにと先頭を引き、4人の後続を蹴散らす有様。そんなこんなで桂川を登った先にある渡月橋に到着します。

五平餅
休憩中の12期会計のK(Merida)さん
石の上にも3年...
 
 観光を済まし、いざヒルクライムへ。距離は730mと短い六丁峠を駆け上がります。序盤から登りごたえのある斜面、徐々に勾配がキツくなっていきゴール手前は20%越える激坂が我々を出迎えます。ガシガシとペダルを踏み、なんとかゴール。4人で「六丁峠」と書かれた標識の前で写真をパシャリ...。
      4人でパシャリ..........。
     4...パシャリ.................。
(p.s.春合宿の参加者は合計9名です。)

六丁峠

 昼食を済ませ、次なる目的地へ。予定外ではあるものの、学生ならばと学業成就祈願のお社として幅広く信仰されている北野天満宮へと駒を進めます。

北野天満宮

自身の未来の発展と安泰を祈り、お守りを入手。そそくさと発進します。
僕は山々が連なる北方向へ。
残りの3人は京都駅がある南方向へ...。
京都駅がある南方向へ...。
南方向へ...。
(p.s.春合宿の参加者は合計9名です。)
 皆さんにここで問題です。合宿の参加者は9名。2日目に1人体調不良で離脱。4日目に予定があり、1人が離脱。最終日序盤に帰路に着き、2人が離脱。ヒルクライム手前で1人が離脱。お詣りをした後、3人が離脱。
残りは何人でしょう‼︎  
                                               ・・・A. ひとり
「夢じゃないあれもこれも〜♪」
→出典(B'z  ultra soul)

さぁここでグループライドからソロライドへ変貌を遂げたNogleis R.T.の春合宿。企画者である僕はこの瞬間、「責務を全うし走り切る!」と心に誓います。

「計画したなら走らな損損!  ア ヤット ヤット ア ヤットサー ヤットサー♪」
ということでペダルを再び回します。
→出典(阿波踊り)



 ハァハァと息荒れる中、鮮明に聞こえる木々のざわめきや川のせせらぎ。自然が奏でる様々な音色がそこには存在していた。景色はモノクロに見え、どこか哀愁を帯びている。上り区間は呆気なく終わりを迎え、瞬く間にゴールまでの道のりが減っていった。
残り9km。
    8km。
      7km...。
         5km。
           4km...。
              1km。
(p.s.春合宿の参加者は合計9名です。)



 最後までお読みくださりありがとうございました。春合宿様々な出来事があったものの、計画していたルートを無事完走することができました。僕は翌日新幹線で東京へ帰路に着きます。そして衝動に駆られ、ディズニーを周回するのはまた別の話...。ヘ(゚∇゚ヘ)
それではまたどこかでお会いしましょう。

I’ll be back!!




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