スキップしてメイン コンテンツに移動

2022 OB合宿 Day 2:桧原湖・西吾妻山スカイバレー 〜もう自転車なんて乗らない〜

2022年秋OB合宿 記事リスト Day1
Day2

どうも、三度のメシより自転車漕いだあとの食事が好きな4年I(MERCKX)です。

このブログを愛読されてる方なら、
「あ、遂におまえの登場か!」
となるかもしれませんね。

そうです、
私が合宿地まで自走したり、
ダウンヒルでかっ飛ばしては毎回ブログのネタにされている、クロモリ乗りのIです。

前回の記事(OB合宿1日目)でも、
安達太良山から猪苗代まで巡航45km/h以上で下山したエピソードが紹介されてしまいました(苦笑)

1年前の飯能ライドの際にブログを書かせていたので、
今回は詳しい自己紹介は割愛します!

さて、今回の記事はOB合宿2日目です。

2日目から参加の新戦力、3年Wくん(Cannondale)を猪苗代駅で拾い、本日のスタート地点、桧原湖に向かいます。

2日目は桧原湖周回と西吾妻スカイバレーのヒルクライムです。

スタート地点である桧原湖のほとりに着いた時は曇り空でした。

天気予報では雨でしたが、降っていなかったので走り出しました。

「めちゃ寒いっすね」
「いやー、でも雨降らなくて良かった!今日雨で漕げないと思ったから」
「ほんとよかったですよね!」

そんな会話をしながらスカイバレーを目指します。
この数時間後、スタート時に雨が降っていなかったことを後悔することも知らずに。。。。


↑スタート地点で記念撮影をする現役メンバー。この後訪れる悲劇をまだ知らない、満面の笑顔の一枚。


さて、5キロほど湖畔を走っているとスカイバレーの入口が見えてきました。

ほぼ氷点下の外気に晒されて冷え切った身体。
サイクリストなら当然、ペダルを踏んであたためますよね?(脳筋)

ということで、高強度で斜度10%を超える坂を踏み続ける我々。

標高1300mを超えた頃には、一緒に走っているのは私と2年幹事長Mくん(Bianchi)2人になっていました。

「俺ら結構いいペースで登ってね?」

「氷点下でもヒルクライムしてれば汗止まらないっすね」

「あちー、ジャージの前開けるわw………………………ん?」

急に空から白い粉が落ちてきました。

「ゆっ、雪ダァぁぁぁ!!!!」

まさかの11月上旬に初雪を体験。

当然、僕の初雪最速記録も更新しました。

ヒルクライムをしていると不思議で、氷点下だろうが雪が降っていようが身体が暑くて仕方ありません。

ジャケットの前を開けてしばらく走っていると、山形県との県境にある白布峠に到着しました。

峠で自転車を降りた瞬間、

「さんむっっっっっ!!!」

「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!!!!!」

「寒すぎるっっっっ!!!!」

ヒルクライム中にかいた汗が一気に冷えて、やっと雪山にいることを実感させられました。

「あ〜、はやくみんな登ってきて〜」ブルブル

数分後に3期OBのM先輩(ジャイアント)が到着。

例に漏れず、最初の一言は「さっっっっっむ」笑


↑どんなに寒くても峠で写真を撮ることは忘れない自転車インスタグラマー(自称)


写真を撮っていると3年Wくんも登頂。
4人全員、無事にスカイバレーを登り切ることが出来ました。

「寒すぎる!!!早く下山しましょう!!」

「え、この雪山をですか?笑」

「………😅」

峠までサポートカーを呼ぼうにも、待ってる間に凍死してしまいます。我々は決死の覚悟で雪山ダウンヒルを敢行しました。

氷点下の外気に加え、汗と雪でサイクルウェアが濡れて体感温度は(たぶん)-30度です。

「ゆっくりダウンヒルで長時間寒さに耐えるくらいなら、全速力で降って麓で温まろう」

あまりの寒さで血迷ったM先輩と僕は雪山を60キロ近く出して下山。

「痛い!!寒いとかじゃなくて、痛い」
「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」(悲鳴)

寒いはあるラインを超えると痛みに変わるんですね。僕も初めて体験しました。。。。。

そんな感じで麓の茶屋に到着。


↑麓の自販機でチキンスープ缶をM先輩に奢ってもらう僕(顔面崩壊)。よく見たらM先輩素肌出てません???

「もう2度と自転車乗りません!!!」ブルブル

今までどんなに辛いライドをしても自転車から降りたいと思ったことのない僕ですが、
さすがに今回の寒さは別格でした。

二度と漕ぎたくないと思いつつも、桧原湖の周回(1周30キロ)はまだ5キロ程度しか終わっていません。

凍りつくような雨の中、再び走り出しました。

「こんなことなら最初から雨降っとけよ!そしたら今日は走らず観光したのに…」(圧倒的手遅れ)

なんとか気合いで1周し終えた頃には身体が冷え切って低体温症気味になってしまいました。

もしサポートカーがなかったら、
宿まで自走できずに湖のほとりで確実に凍死してましたね

(両日に渡りサポートカーを運転してくれたI先輩、本当にありがとうございました😊🙏)

宿のお風呂に1時間以上浸かってなんとか回復。
僕のあまりの長風呂にスタッフさんが溺れてると思いチェックしに来る事態に…
(大変ご迷惑をお掛けしました)

ちょうど全国旅行支援の期間中だったこともあり、宿は1泊夕朝食付きで5500円で泊まることが出来ました。

さらに1泊あたり3000円の地域クーポンが付いてきたので、夕飯前に道の駅猪苗代でお土産や夜食も無料買えました。


↑ 2日目の夕飯は、宿の名物・ジンギスカン鍋。寒さやサイクリングの疲れも相待って、ご飯5杯おかわりして炊飯器を空にしました(高校の部活の合宿!?)


OB3日目はノーグライス合宿1日目と重なっていたこともあり、現役メンバーは早朝に離脱して確実のライドになりました。


↑解散前の集合写真。親切なペンションのオーナーに撮影していただきました。

幹事長Mくん、3年Wくん、僕は猪苗代から会津若松までペダルを回します。

会津若松からは、電車好きのWくんは自転車をそのまま車内に持ち込める会津鉄道で、

交通費を浮かせたいMくんは合宿集合地点の会津田島駅まで更に自走しました。




…………え?僕?



ラーメンが食べたかったので新潟市まで自転車漕ぎました。


↑お目当てのラーメン二郎新潟店大ラーメン豚マシ全マシマシ。これを食べるために、道中一切補給や休憩しませんでした。

「もう2度と自転車なんて乗らない!」
って思った次の日に140キロ漕いでしまうのもサイクリストあるある。

うまく言い表せないけど、ツラい以上にサイクリングって面白さで溢れてるんだと思います!

とまぁ、最後だけいい感じにまとまったので、今回はこの辺で終わりにします!

またね!

2022年秋OB合宿 記事リスト Day1
Day2

人気の投稿

第11回 川崎マリンエンデューロに参加しました!

去る6月25日。 今年は雨がほとんど降らない梅雨。 いつも通り晴れてくれるだろう。 そう思っていた日のお話。 --- 川崎は豪雨。 そんな中集合したメンバーは6人。 (どうして集まってしまったのか・・・) 2時間エンデューロにエントリーしていたので、 3チームに分かれてローテーションしました。 試走前に雨宿りする3年Yと2年W。 --- 2時間エンデューロが始まる時間には天気は無事晴れてくれました! 良かった。本当に良かった。 先頭集団を走っていた4年M(RIDLEY)の最速ピットイン。 --- 走っていない間は全力で応援しました! 意外と走っている間の声援って聞こえるんですよね。 レースは走るだけじゃない。 これも参加する醍醐味ではないでしょうか? --- 同じく2時間エンデューロに参加していたMCCの方々と記念撮影しました! レースの結果は検索して頂ければと思います(笑) レース中の写真をもっと撮れればよかったんですが、満身創痍だったので少なめです。 Nogleis R.T. 写真撮影班とか作りますか・・・? --- Nogleisの一大イベントである夏合宿までもう少しになってきました。 今年の夏は蒸し暑いので少しずつ走り込んでおくのをお勧めします! 本当に熱中症は怖いので、気を付けてトレーニングしましょう! (3年Y)

2023年夏合宿Day4(長野)

2023年夏合宿 記事リスト Day1 Day2 Day3 Day4 午前4時。朝日はまだ顔を出しておらず、辺りは静寂に包まれる中、僕と同期Y(Khodaa Bloom)は諏訪湖を目指し2人、ただひたすらにペダルを踏んでいた。 皆さんごきげんよう。 今年度 Nogleis Racing Team に加入しました。13期S(Merida)です!どうぞお見知りおきを...。 前回に引き続き、2023年8月4〜7日にかけて長野県で行われた夏合宿の4日目の様子をお伝えしていきます。........。 とはいえ、冒頭の文面でお気づきの方もいるかもしれませんが、 Nogleis 夏合宿全体の4日目ではございません 。 我ら13期、2名による行き当たりばったり、破天荒なライドの様子をお届けします。 僕はロードバイクに出会ってから、初めての遠出&合宿でとてもワクワクしていました。初日、岡谷駅に集合とのことで自転車を分解して、輪行しなければならない...。 その時なぜか僕はこう考えたんです。 自転車に乗ることが主旨の合宿、電車に頼らず己の脚で走りきれば  倍楽しめるのではないかと...。 僕の夏合宿は前日の丑三つ時から始まります。前方 5m 程しか見えない闇と化す道志みち。鹿や猪、猿とすれ違いながら駆け上がります。やがて僕の背中を押すが如くお天道様が顔を出し山梨県へ。その後、せっかくだからと富士五湖(山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖)を堪能。長野県諏訪市へと駒を進めました。 合宿最終日。塩尻で解散後 諏訪湖方面へ。軽井沢を回って群馬県安中市で1泊する。これが計画の概要です。 そんな挑戦に賛同した同期Y(Khodaa Bloom)と計画したルート。合宿をひと足先に離脱する未来がやってくるとは思いもしませんでした。 その計画を前日のミーティングで話したところI(Eddy Merckx) さんからこんなアドバイスが...。 ルートにある 和田峠 は急勾配で荒れた道、しかも軽井沢から群馬に抜けるところの 碓氷峠 は街灯が全く無く、日が暮れる前に通らないと危険すぎる。合宿最終日は早朝に宿を出た方が良いとのことでした。 我々2人はその瞬間、無謀な計画であることを痛感した次第です...

ルート作成者不在のグラベル(?)ライド in つくば

こんにちは。いろいろあって2年連続で会計担当をやっている2年K(Giant)です。 2023年最後のブログは12/28の 筑波山・霞ヶ浦ライド について書きたいと思います。 ところで、今回はSeesaaからBloggerに引っ越してから 初めて のブログになります。(広告無くなって見やすくなりましたよね?) 過去のブログについてはSeesaaのときのURLにアクセスすると,こっちの新しいブログの対応する記事に自動でジャンプするのでそのまま利用できます。 諸々の引っ越し作業については後日改めて書きたいと思います。( 書くかどうかは気分次第) ちゃんと書きたいと思います。 まず,見ていただきたいのがこのルート。 つくば駅→不動峠→霞ヶ浦と進む何の変哲もないルートに見えますが,よく見ると20km地点で存在しない道を突き進んでいるのがわかります。 ......ん, 道がない ? そうです,今回のルートは、熱出た状態で幹事長K(CANYON)が適当に引いてしまったルートなのです。しかも, 引いた本人 は体調なおらず 不参加 。 この道なき道は4年W(Cannondale)さんが事前に発見してくれたのでなんとか回避することができました。 しかし,,, なんか走っていて疲れました。 僕(Giant)は不動峠というか,筑波や霞ヶ浦は初めてだったのですが,思ったよりだいぶ走りやすかったです。 お昼はおそば。 四季お得セット大盛り(天ぷら,けんちん汁付き) 霞ヶ浦は問題なく走れました。ただ,朝5時に家を出発しつくば駅まで75km自走してきた1年のSくん(MERIDA)は 「足が痛い」 と言ってていました(そりゃそうだ)。 この人は今年の夏合宿と秋合宿も自走だったのですよね。さすがです。 2023年夏合宿から自走で帰る新入生たち (そういえば秋合宿のブログはまだですね。幹事長の担当のはずですが,,,) 僕は触発されて,つくばエクスプレス降りて秋葉原駅から20kmだけ自走しました(さすがに全自走はしない)。 いつもこの時間帯に外に出ていないため,この時間帯だとこんなに太陽が低いとは知らなかったです。ちなみに写真は15:55に撮りました。 霞ヶ浦の夕日 この下の気象現象のことを「天使のはしご」っていうんですね。1年のSくん(MERIDA)に「天気の子」で出ていたと言われたけど,見ていない