こんにちは、幹事長のKKです。
去る5月14日、AJたまがわさん主催のBRM514石廊崎400に参加してきました!
今回参加するのは、K(RIDLEY)、昨年SRを取得したM(RIDLEY)と僕の三人です。
この二人、実際かなり速いのでPC1あたりで置いていかれるんだろうなー(そしてその予想は見事的中する…)
コースはこちら。二子玉川から逗子まで行ったのち海岸線沿いを通って伊豆の先端、石廊崎まで出るルートのほぼ往復です。
<START→PC1>
今回も例によって出発地は二子玉川の兵庫島公園。三人とも7時スタートのウェーブ0で出発です。
PC1がある逗子までは車も信号も多い都市ブルべ。脚のあるMに引っ張ってもらい淡々と進みます。まだ楽しいライドです。
PC1に着いたところで、地元のローディーの方に声をかけてもらいました。とても陽気な方で、こうやって声をかけてもらうのはうれしいですね。
<PC1→PC2>
さて、PC1からPC2までは100km以上の距離があります。
湘南の海岸線沿いは追い風。調子が良いらしいMにまた引っ張ってもらったのですが…
やばい速すぎる。
確実に40km/h出ている。
当然彼の背中がどんどん小さくなっていきます。
途中休憩をとったPC2までの中間ほどにあるコンビニまで付いていくのがやっとでした。
暑さも相まってすでにだいぶ体力が削られていること、ここからは伊豆のアップダウン区間であることから、2人からは離れて自分のペースで進むことにしました。
そこから約50km、ひたすら上ったり下ったり……
2人に追いついたり離れたり…熱海を越え、伊東を越え、やっとの思いでPC2へ。この時点でDNFを考えていました。
<PC2→通過チェック>
PC2で二人に追いついたので、一緒に出発しました。相変わらずのアップダウン。
途中春合宿で行った伊豆北川を通過し、ああ、ここでDNFしたいなあと思いながらも意地でなんとか漕ぎつづけます。
<通過チェック→PC3→PC4>
通過チェックである石廊崎漁港では、愛車と看板の写真を撮ります。ここまででおよそ半分の行程が終了しました。
さあ、あとは帰るだけです。
200km走って。
通過チェックから距離のないPC3へ向かいますが、ここで脚に異変が。膝が痛み出しました。といってもDNFできる駅があるわけでもなく、トロトロ一人で走ります。
このあたりから胃の調子も悪くなり、食べ物がのどを通らなくなってきました。とりあえずPC3ではプリンを流し込んでカロリーを摂取します。
そして日没。ナイトランの始まりです。ここからPC4まで75km。脚もなく、心もとうに折れた僕は何でペダルをこいでいるんだろうと自問を繰り返します。なるべく軽いギヤで、登っていることを忘れるように、足を止めないようにひたすら漕ぎ続けます。
<PC4→PC5>
PC4に着くと、先行する二人がちょうど出発するところでした。やっぱり人に会うと心強いもので、完走の意欲を取り戻します。ここでは夕食としてハンバーガーとみそ汁を食べました。
出発したのは21時55分。このまま行けば完走はできるでしょう。ですが問題はこのまま行くとゴール予想が6時ごろになるということ。そう、徹夜で走り続けなければなりません。もちろん覚悟はしてきていますが、思ったよりも眠気が来るのが早い。信号で止まるたびに寝落ちしそうになる状態になり、このまま危険だと判断したため小田原のコンビニで20分ほど仮眠をとりました(眠れはしませんでしたが)。
コンビニでコーヒーを飲み、ブラックガムを購入してリスタート。その後は小田原→大磯の国道1号と、湘南の海岸線沿いをひたすら進みます。江の島を越えたあたりで左折し横浜方面へ。
<PC5→GOAL>
PC5に着いたのは2時40分でした。脚、胃、眠気、そのすべてが限界を迎えているはずなのにそれが感じられません。無性に甘いものが食べたくなり生どら焼きを食べてすぐにPCを出ます。考えてみれば、こんな時間に甘いものを食べられるのはブルべだけですね。
少し進んだあたりで、交差点にランドヌールの姿が見えます。トラブルでも起こったのかと声をかけに行くと先行したM、Kの2人でした。Mのリアタイヤがパンクしたようなのですが、彼が使っているのはリムハイトが高いホイール。バルブエクステンダーを装着できるチューブの持ち合わせが3人ともなかったため、最終手段、ガムテープを使って応急処置をします。
…ダメでした。すこし走ると空気が抜けてしまいます。協議の結果、僕はKと一緒にゴールを目指すことに。Mはバイクを押してでもゴールを目指すようです。
夜も明け、眠っていた痛みも蘇ります。膝が痛い、腰が痛い、尻が痛い、そしてなぜか足の裏も痛い。満身創痍でゴールへと向かいます。
そして2人同時にゴール。タイムは23時間3分。
この後、スタッフの方からジュースやチョコをいただいたりして、ひとしきりぐったりしてから帰ったのですが、Mもその後無事ゴールしたようです。
今回一番こたえたのは眠気との戦いでした。ぼくは徹夜もできないほどに眠気に弱いので、次は対策を練らないといけませんね。
さて、300・400と走ってきて次はいよいよSRシリーズの最難関600kmに挑戦します。今のところまたAJたまがわさんにお世話になる予定です。
でもしばらくはロード乗りたくないです。お疲れさまでした。