飯能、そこは自転車乗りの聖地。
池袋から1時間ほどの移動で緑豊かな美しい景観を堪能できるとあって自転車乗りに人気のスポットである。
加えて路面状態は比較的よく交通量も少ない、また奥武蔵グリーンラインを筆頭にいくつもの峠があるため、短い距離でも満足度は高い。
やはりこれは、景色を楽しみながらゆるポタ!!
・・・とはいかなかった。
どうもWです。
今回は飯能から山伏峠を登って頂上で折り返すという60km足らずのコース!これならゆっくりペースで十分!
飯能駅に集まったのは4人。ありがたいことに今年卒業されたMさんとKさんも来てくださいました。
これは・・・甘えが許されない!?!?(そんなことない)
気づけば終始7割以上のペース、これは完全にトレーニング!?
というか山伏峠の手前まで私が意味もなくペース上げて前を走ってたのをで、なんだかそういう感じになってしまった。
そう、自爆である。(だってみんな速いんだもん)
他の3人はスタートしそうでスタートしなかったので、威勢よく先陣きってアタック開始!ここまでのが結構脚にきている。なんて思ってペダルを回していると、後ろから圧倒的なスピード差で抜き去られて最下位になっていた。まるで大人と子供だぁ!
そんなわけでタイムはビリでした。はい。
そのあとはMさんが名栗湖まで引いてくださったのだが、下っているし後ろで風を避けているはずなのに着いていくだけで精一杯だった。そして疲れ切った脚にトドメの一撃、有間ダムの急斜面。
これを乗り切った一行は湖畔の店で食事して、また下った。正直登らなくてもよかった
ここからゆるいペースでいくのかと思いきや、そうはいかなかった。始まりはKさんが突如アタックをかけたことだった。(ここRacing要素!)そこから一気にペースが上がり、その後何度か先頭交代をしながら走っていた。10分ほどして少し落ち着いたかと思っていると、Mさんがアタックかけ物凄い速度で逃げに入った。追ったのはKさんのみで、我々現役組はあっという間にちぎられた。先輩方おそるべしである。
そんなこんなでレーシングっぽいことをして疲れたので、飯能駅の1kmほど手前にある店でソフトクリームを食べて内臓レベルでクールダウン。私が追加課金でガリ〇リ君を食べたのはそれほどまでに暑かったからである。
今回は距離は短いながらも満足度の高い走行会だった。こうした走行会はなかなか都市部ではできないので、ときには輪行の手間と交通費を犠牲にすることも大切だと思う。
寒い日にソフトクリームを食べ、なんとも言えない幸福感浸った一行は、駅に着くと帰路に就くべく輪行袋を広げた。ただ私を除いて。
輪行する気満々だった私はエンド金具を忘れたことを知り、失意のどん底で向かい風に挑んでいった。実はエンド金具はリュックの奥に入っていたのだが・・・
かくして私以外は飯能駅から輪行して走行会は終了。完。